早い子どもだと1歳半くらいから洋服にこだわりを持ち始め、自分で選び始めます。わが家の娘の場合、赤ちゃんのころから非常に意思表示がはっきりしていたにもかかわらず、2歳を過ぎても洋服については、私が選んだものをおとなしく着ていました。洋服にはあまり関心を持たない子なのだろうか? と思っていたのですが……。
突如、意思表示を始めた2歳半
2歳半になったころ、突然、用意していた洋服を見て「これはヤダ」と言い始めました。自分でたんすの中をあさり、「これを着る」と言って譲りません。
きちんと毎日、異なる洋服を選んでくれればいいのですが、困るのが気に入ると洗濯し終われば、また同じものを着たがること。黙っていると1日おきに同じ服を着てしまいます。
買った服はほぼ無駄に!
親の私の目線でかわいいと思い、かつ動きやすく、汚れても洗濯しやすい洋服をそろえていたたんすの中のほとんどが娘の気に入らないものとなりました。
まず、デニムなどのパンツをはきたがらない。スカートでもワンピースでないとヤダ。成長の早いこの時期、ほとんどの洋服を着ることなく終わりました。
自分で選ばせても……
意思表示を示されてから、洋服を購入する際は買う前に必ず、娘に好きか嫌いかを尋ねるようにしました。しかし、買い物に飽き始めている際に尋ねても、ちゃんとした回答は得られません。娘が洋服に関心を持っている間に聞かないと無駄になります。
さらにやっかいなのが幼稚園や保育園。お友だちが着ていたものを見て、好きだったものが気に入らなくなることも……。
結局、自分で選ばせてもいつ気に入らなくなるかはわからないので、自分で選ばせることはするものの、無駄になる洋服を最低限にするために洋服をたくさん買わないことにしました。とくにセールなどで「来年も着られるかも」などと思って、たくさん買ってしまうのは避けることにしました。なぜなら1年も経つと、さらに好みが変わってしまう可能性が高いから!
「わが家は親の与えたものを着せるから大丈夫!」というご家庭以外は、1歳半を過ぎたころからの洋服選びには要注意ですよ!(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)