早いとは思いつつも、本屋さんなどで「0歳からのドリル」などを見つけてしまうと、これは早くやらせたほうがいいのではないか……などとあせってしまいます。しかし、このドリル、結構なお値段がします。放置される可能性も高いドリルを本屋さんで買う前に、100円ショップへ行ってみませんか。
いろいろある幼児教材
100円ショップには、ひらがな、数字、アルファベット、ローマ字などを書いたり覚えたりするものや、もう少し小さい子向けの幼児用には線を描く練習をするもの、切ったり貼ったりするもの、シールブックなど、いろいろな幼児教材があります。
内容は充実しているものの1冊が薄いので、飽きずにすべて使うことができるところも魅力的です。
まずは、お風呂に貼るだけでも
わが家の場合、娘に興味を示してもらいたいという思いから、100円ショップで買った、お風呂の壁に水で貼れる“ひらがなのおふろポスター”をかなり早いうちから貼っていました。しかし、最初のころはまったく関心を示さず。ようやく関心を示し出したのは2歳を過ぎたころでした。
あまり早く貼っていても意味がないのだなと思いましたが、ずっと貼っていたことによって、なんとなく覚えていたのでしょうか。理解し始めてからは覚えるのがとても早かったです。
通信教育を参考に
一方、わが家では幼児の通信教育もとっていましたが、その年間ラインナップを見ていると、さすが専門のものだけあって、きちんと子どもが興味を持ち、理解できる時期にあったテーマが設定されています。
そこで、100円ショップの教材は、この通信教育の補助的役割として利用しました。
娘が関心を持ったものをより深く学ばせるために利用した感じです。
明確な目的があれば別ですが、なんとなくあせって学ばせようと思って高いドリルを購入してもムダになることがほとんど。まずは、不安になったら100円ショップで購入して、お子さんが興味を示すか、理解できるかを試してみてはいかがでしょうか。(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)