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【ママ1000人アンケート調査】パパの育児参加、理想と現実

あなたのお家では、パパはどのくらい育児に参加してくれていますか? 独自アンケート調査では58%が「満足している」、42%が「不満がある」という結果になりました。ここではさらに、その内容とパパ育児の実態について探っていきます。

 

あなたのお家では、パパはどのくらい育児に参加してくれていますか? 独自アンケート調査では58%が「満足している」、42%が「不満がある」という結果になりました。ここではさらに、その内容とパパ育児の実態について探っていきます。

 

育児中のママが抱える悩みといえば…

小さいお子さんがいる夫婦の代表的な悩みといえば、「パパの育児参加について」です。専業でも兼業でも、ママは普段の家事に加えて赤ちゃんのお世話を24時間体制でしなければならず、大変ですよね。だんだん心に余裕が持てなくなって、「仕事が忙しいから」と我関せずのパパに対する不満は日々つのるばかり…。

 

近年では“イクメン”という言葉があるように積極的に育児するパパも増えてきたものの、まだ理想と現実のギャップを感じることがあるのではないでしょうか。そこで今回は、全国の子育て中ママを対象に、パパの育児についてアンケート調査を実施しました。実際のところ、理想と現実の溝はどのくらい開いているのでしょうか?

 

理想:パパにやって欲しい育児は?

まずは”パパにやって欲しい育児”について聞いてみました。大多数を占めたのは、毎日のパパの行動ルーティーンの中に簡単に組み込めそうなものばかり。「無理にやれと言っているのではなくて、無理のない範囲で手伝って欲しい!」という、ママたちの切実な想いが伝わってきます(涙)。

「パパにやってほしい育児」アンケート調査結果グラフ
(※複数回答不可)

 

1位 お風呂 36.1% 343名

 

2位 遊び相手 26.6% 252名

 

3位 寝かしつけ 13.7% 130名

 

4位 泣き止ませ 6.3% 60名

 

5位 オムツ替え 5.8% 55名

 

6位 食事・離乳食のお世話 2.9% 27名

 

7位 ミルクのお世話 2.7% 26名

 

8位 子どもの送り迎え 2.3% 22名

 

9位 その他 (上の子のお世話、哺乳瓶の洗浄と消毒、育児全般 など) 2.1% 20名

 

10位 しつけ 0.9% 9名

 

11位 着替え 0.5% 5名

 

ダントツ1位は<お風呂>でした。「お風呂くらいゆっくり1人で入りたい!」「手の大きさや体力的に旦那の方が適任」「1人で入れるのは大変」という回答が大半でした。また、「普段は接する時間が少ない分、お風呂の時間を大事にしてほしい」といった子どもとのコミュニケーションの一環として考えている人や「お風呂に入れてくれている間に家事や他のことが捗る」など、作業効率の面でお願いしたい人も多いようです。


他には「私自身アトピーなのですが、息子と一緒だとお風呂後のスキンケアが出来ず、肌が痒くなり掻いて汚くなっちゃいました。主人が入れてくれると、私はスキンケアも出来、お風呂上がりに息子を受け取って、息子のスキンケアもしっかり出来るので助かってます」「体力がいるので。里帰り中はひとりでお風呂に入れていたが、前のめりの姿勢になるため、腰を痛めて病院に行くほど重症化してしまったため」という、かわいそうな状態の人も。

 

2位の<遊び相手>は、お風呂と同じく体力面で男性の方が適任、子どもとのコミュニケーションとしてお願いしたいという回答が多くありました。特に男の子の場合は男親の方が遊びの満足度は高いようです。


ネガティブな回答として目立ったのは「携帯ゲームばかりしていて、子どもの遊び相手を頼んでも携帯片手」というパパでした。この“ケータイ依存パパ”はなかなか多いみたいです。「何もできないんだからそのくらいやって」という辛辣な意見も…。一方で「おっぱいがないママと同じくらい完璧な育児ができる」と絶賛するママもいました! でも、あまりにパパが完璧すぎると逆にママは大変かもしれませんね。
 

現実:パパがやってくれている育児は?

続いて、現実のおはなし。”パパが普段からやってくれている育児は?”という質問に対する回答は以下の通りでした。

「パパがやってくれている育児」アンケート調査結果グラフ
(※複数回答不可)

 

1位 お風呂 34% 323名

 

2位 遊び相手 25.1% 239名

 

3位 オムツ替え 13.7% 130名

 

4位 寝かしつけ 5.9% 56名

 

5位 ミルクのお世話 5.4% 51名

 

6位 泣き止ませ 5.2% 49名

 

7位 その他 (数分の抱っこ、細かい部分の掃除、育児全般 など) 4.9% 46名

 

8位 子どもの送り迎え 2.6% 25名

 

9位 食事・離乳食のお世話 1.9% 18名

 

10位 着替え 0.8% 8名

 

11位 しつけ 0.4% 4名

 

1位と2位はなんと”やって欲しい育児”と同じでした! 意外に多かったのは3位の<オムツ替え>。ママのコメントは「家事を中断しなくてすむ」「夜中起きたとき、先におむつを替えてくれるので、私がすぐに飛び起きなくても良いのが助かっている」「頻繁に変えるので、気持ちが少し楽になる」など。1回の所要時間は短くても毎日何度も繰り返すことなので、結果的に大助かりなのです。

 

ほぼ同数だった4位<寝かしつけ>と5位<ミルクのお世話>については、「睡眠がとれる」「夜泣きがひどく1時間おきに泣くがパパが手伝ってくれると私は寝ることができるので交互にやり睡眠をとっている」「お昼寝や夜の寝かしつけをしてくれて、更に寝る部屋のエアコンや布団を綺麗にしてくれたりしています。そのため、授乳が終わったらタッチ交代出来るため、ゆっくりする時間が増えて、ゆっくりテレビを見たり書類の整理や縫い物をしたり出来て、とても助かっています」(以上、寝かしつけ)「ミルクを作ってくれている間におっぱいをやれるので、泣かさずに済む」「意外と面倒なミルク。夜泣きしてもすぐにミルクをあげているので、やってくれるととても助かります」「自分がご飯をゆっくり食べれる時間が出来た」(以上、ミルクのお世話)といった回答が多くありました。家事と育児でヘトヘトになったママにとって、貴重な睡眠時間を確保できるよう自主的に行動してくれるパパの存在は、本当にありがたいですね。



アンケート結果を見ていると、ちょっとしたことをするだけでもママとしては結構助かっているということが分かります。昔に比べ、かなり育児に協力的になっているのは確かですが、まったく協力しないパパが多くいるのも事実です。もし、この記事を読んでいるパパがいたら、本当にちょっとしたことでもいいので育児に参加してみてください。きっとママに感謝されること間違いなしです。そのうえ、お子さんとも頻繁にコミュニケーションをとれば、“パパ大好きっ子”になってくれることでしょう。そうやって夫婦で助け合いながら、楽しい育児ライフを過ごしてくださいね。

 


アンケート実施期間:2017年12月16日~2017年12月18日
対象:全国の育児中ママ947名(有効回答数)

 

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