一時的に離れても、麻耶さんの暴言や暴力は相変わらずのようで……。
事件が起きたのは、その夜
普段どおりの夫婦を演じながら、麻耶さんの暴言や暴力を証拠として集め続ける亮太さん。
「俺はお前に嫌われたくて仕方ないよ……」とは思いつつも、心のどこかで癒しを求めているのか、やさしく話を聞いてくれる保奈美さんにいつしか甘えるように。
そんな夫にどこか違和感を抱いたのか、その夜亮太さんの寝室に忍び込んできた麻耶さん。
亮太さんのスマホを確認するやいなや、怒りをぶつけるかのようにこぶしを振り下ろすのでした。
「麻耶さんも不倫しているかもしれないから」という理由で、亮太さんが自分の行動を正当化したのは良くなかったかもしれませんね。
離婚話を優位に進めようと思うのであれば、軽はずみな行動は避けておいたほうが無難でしょう。
せっかく麻耶さんの暴力や暴言を証拠として集めることができても、亮太さんの行動によっては不利な状況に陥る可能性もあります。
和馬君や自分を守るためにも、亮太さんにはこれから慎重に行動してもらいたいですね。