プロジェクトへの復帰は叶いませんでしたが、上司からは「努力や発想力は買っている」と言われ、復帰後はブランド開発部の主任として迎える準備ができていると告げられました。驚きとうれしさがこみ上げ、そこで、ようやく夫のモヤモヤした気持ちが晴れました。そして、今のプロジェクトは同僚に任せ、自分はしっかり休んで元気な赤ちゃんを産もう!と前向きになれたのでした。
厳しすぎる里帰り…
予定どおり産休に入った夫は、りささんの姿のまま自分の実家に里帰りするという、なんとも複雑な状況でした。実家に到着するとすぐ、母親から病院の帰りに夕飯の買い物をしてくるように言われます。
病室には、いまだに目を覚まさないりささんが夫の姿で横になっていました。「赤ちゃんの顔見たいだろ?今度は一緒に子育てしよう?」夫はそうやさしく語りかけ、出産は怖いけれど頑張ると約束して病室を後にしました。
そして翌朝。母親から「朝よ!」と起こされ、慌てて飛び起きた夫。「起きるのが遅い!嫁の一日は日の出前から始まるのよ!」そう言われて時計を見ると、まだ午前4時すぎ。こんな生活が出産まで続くと思うと、夫は今から不安いっぱいになってしまうのでした……。
産休に入り、いよいよ出産が迫ってきました。あとは元気な赤ちゃんを産むだけ……と言いたいところですが、どうやら里帰り先ではそういうわけにはいかないようですね。みなさんは、出産の1カ月前はどのように過ごしていましたか?