衝撃の事実
実は、夫は借金をしていたのです。そしてそれが一因となり、住宅ローンの審査が通らないという事態に……。夫が借金をしていた事実も、それを隠されていたことも私はとてもショックでした。
このときすでに工務店とも話を進めており、引き返せなくなっていた私たち。仕方なく、私の両親に頭を下げてお金を借り、夫の借金を一括で返済。幸い借金を滞納していたわけではなかったので、その後審査が通り、家を建てることができました。
仕事には真面目に向き合っており、役職にもついている夫。お酒やたばこはなかなか控えてくれませんが、ギャンブルなどに手を出す人ではなかったので、両親は協力してくれました。
これまで夫と私のお財布を完全に別にしていたこともよくなかったと感じた私。夫も反省をしており、今後のお金の管理についてじっくり話し合いました。住宅だけでなく子育てにもお金がかかるので、今回の件はヒヤヒヤしましたがいい機会になったととらえています。
イラスト/海乃けだま
著者:鈴木えり
5歳男の子、8歳女の子を育てる母。事務職。趣味は漫画アプリを読むこと。