バッグの中にナプキンがない!
高校生のとき、父と一緒に親戚の家へ遊びに行きました。私はちょうど生理2日目。親戚の家に到着し、ナプキンを交換しようとバッグの中を探ったのですが、生理用品を入れたポーチが見つかりません。そう、ナプキンを家に忘れてきたのです。
誰かに生理用品を分けてもらいたくても、宴会をしている親戚は男性ばかり。一瞬だけ「どうしよう」と動揺しましたが、当時の私は「まぁいいか」と気持ちを切り替え、ナプキンを替えずに従妹と一緒に公園へ。しばらく遊んでから、親戚宅へ戻りました。
スカートを見ると…
そして、ふとスカートのおしり部分を見ると、経血が漏れて赤いシミが! 下着とスカートにけっこうな量が漏れていたので隠し続けることはできず、父に「実は……」と報告。すると父が、家主である親戚に相談してくれ、私は無事に生理用品と洋服を貸してもらえたのでした。
この失敗から、「生理用品は常に持ち歩こう」と決意しました。ただ最近は、学校のトイレにナプキンを備え付けているところなどもあるよう。もっと多くの場所が、ナプキンを忘れても心配いらない環境になればいいなと思っています。
著者/西条夏希
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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