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「私だけ浮いている?」年相応って?娘に言われて気付いた46歳の私らしいスタイルとは【体験談】

まだ子どもだったころ、私の40代のイメージはおばあちゃんに近かったと思います。みんな同じような色柄のシャツに太めのボトムスをはき、サザエさんのようなヘアスタイルをしている。そんな印象でした。年を重ねるにつれ、「あんなふうにはなりたくない」と強く思っていたのを思い出します。これは私が「年相応」の装いについて悩んだ体験談です。

 

明るい色が好きな私

私の好きな色は、オレンジや桃色など暖色系の明るい色です。洋服も好んでそんな明るい色を着ています。今まではそれも全然気にならなかったのですが、最近は「年相応」という言葉が頭をよぎるようになりました。

 

たしかに、46歳にもなって明るいオレンジやショッキングピンクの洋服を着ている人は見かけないように思います。だからといって好きでもない洋服を着るのはテンションも上がらないし……どうしようかと悩んでいました。

 

「年相応」を意識してはみるものの…

先日購入した洋服も、胸の当たりに大きな英字がプリントされた小さめでオレンジ色のTシャツとオーバーオール。普段着で着るにはラクちんだし、何よりかわいい。オーバーオールが流行っていたのも決め手でした。

 

ところが、そのスタイルで友だちとランチに行くと……私だけ浮いてしまいました。

 

だからといって、友だちに合わせて参観日に出掛けるママのような、サラサラとした生地のブラウスにロングスカートはどうしても私に似合う気がしませんでした。

 

 

「年相応」の定義とは?

高校生の娘に相談すると「別に似合ってるんだからいいじゃん!」と助言されました。

 

「普通の40歳を過ぎたおばちゃんがふたつ結びのおさげをしてオーバーオール着てたら引くけど、お母さんにとってはそれが普通のスタイルなんだからそんなに気にしなくていいと思うけどね」娘にそう言ってもらっても、「見慣れてるだけでしょ」としか思えず……。

 

ウジウジ悩んでいると、「年相応って言うけど、その年齢に寄せていくんじゃなくて、今のスタイルがお母さんにとっての46歳のスタイルなんだから、それって年相応じゃん」そういうと、鏡の前に立たせて私の今の姿を見せてくれました。

 

そのままでいいんだよ……そう言われている気分でうれしくなりました。

 

まとめ

「年相応」とはいっても、40代はこのスタイル、50代はこのスタイルと決まっているわけではありませんでした。娘に言われて、その発想の転換に目からうろこが落ちたような衝撃を受けました。たしかに、46歳という名札を付けて街を歩いているわけでもなく、周りからの見た目など、そんなに気にすることでもなかったと改めて勉強しました。やっぱり好きなことは好き。自分に正直に生きていきたいと思いました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:日向くらげ/40代・会社員。

イラスト/かたくりこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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