「別れたほうがいいのかな…」夫の家族も地元も問題ないのに、なぜか心がモヤモヤする理由とは… #育児をなめている夫 34
「夫が育児をなめくさっている件」第34話。かおりさんは夫・いちろうと娘・こはるの3人家族です。かおりさんの出産直後、いちろうは育休開始日を間違え、さらに後輩社員・みほの仕事を肩代わりして1カ月もの間ろくに帰宅もしませんでした。その後育休に入ったいちろうは育児をなめていたと反省しますが、育休中にも関わらず再びみほの仕事を引き受けます。そのことを知ったかおりさんはストレスで倒れてしまい、いちろうとはしばらく距離を置くため実家に帰りました。
心を入れ替えたいちろうがみほと決着をつけていたころ、かおりさんはひとりでも子育てしていく覚悟を決めなければ……と思っていました。一方で、いちろうを許せないのは自分の性格にも問題があるのではないかと考えます。実母に育った環境に要因があると言われたかおりさんは、夫も同じなのではと結婚前に離島にあるいちろうの実家へ挨拶に行ったときのことを振り返ります。その日、いちろうは島に到着するなり近所の人の家の飲み会に参加し、結局挨拶は遅刻したのでした。
離島で過ごしてわかったこと
私は遅刻したことも相まって、漁師の義父を前に緊張が走ります。しかし話してみると気さくな人で、夫のことを頼むと言われてしまい……。








かおりさんはそれから数日間島での暮らしを満喫し、いちろうの家族も地元も大好きになりました。
しかし、いちろうのことを深く知るほど、純粋無垢であり自分勝手で子どもっぽいと思うように。
夫になったら大変なタイプだと分析するかおりさんは、結婚を考えられないなら別れたほうが良いのではないかと葛藤するのでした。
いちろうさんの自由な性格が気にかかり、いちろうさんと夫婦になることに悩みが出てきたかおりさん。いちろうさんのとり巻く環境は居心地が良いものでしたが、今回の両親の挨拶でいちろうさんに振り回されたかおりさんにとっては、たしかに将来が不安になってしまいますよね。
みなさんは結婚前、パートナーのここが心配だな……と感じた経験はありますか? その際、どのように乗り越えましたか?
>>次の話
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