なんと、不倫相手である亜美さんの母とも、過去に不倫関係にあった豪汰。当時中学生だった亜美さんは2人の不倫ベッド現場を目撃していたのです。当時、家庭教師を務めていた豪汰は亜美さんの初恋の相手でもありましたが、このときから、母と豪汰に憎悪の念を抱くようになっていたのです。
亜美が豪汰に近づいた本当の理由とは…
亜美さんの母は激高し、亜美さんを責めますが、豪汰は亜美がこれまでしてきたことがすべて自分への報復のためだったことを知り、大きなショックを受けます。豪汰としては、亜美さんとの不倫は本当の恋のつもりだったよう…。しかし、そんな豪汰の様子にも、「そんな気持ちは今だけ。先生はどうせまた不倫する。完治しできない病」と、豪汰の性根を見抜いた亜美さん。そして、豪汰に今すぐ家を出ていくように言うのでした。
母と家庭教師によって、大きく傷つけられた女子中学生の心…。その怒りから、覚悟を決めて豪汰に近づき、思いを晴らそうとした亜美さん。決して褒められた方法ではないですが、彼女にも彼女なりの悩み、思いがあったようです。その証拠に豪汰がどんな甘い態度で接してこようとも、豪汰の性根を見抜いていた亜美さん。敵ながら、すごいですね。