どうしよう…
2か月目から自宅に戻ったのですが、何もかも思うようにいかずホルモンバランスの崩れもあってか毎日泣いていました。それを見た夫は「もう一度実家に帰れば?」と冷たく言うだけで何も手を貸してくれませんでした。
それから何とか毎日を過ごしていましたが、夫が家に帰れば「今日一日何をしていたの?」と問い詰められ、うとうとしながら家事をしていると「一生寝てろ!!」となぜか怒られました。その時期は夫のことが嫌いで嫌いで、しょうがありませんでした。
期待するから悲しくなったりつらくなったりするのだと思うようにし、全部自分でやるようにしました。子どもが少し大きくなったとき、夫は子どもが自分にあまり懐いていないことが気になったのか、だんだんと子どもと積極的に関わってくれるようになり、今では家事も少しですが手伝ってくれるようになりました。
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産後は、心も体も限界の状態。そんな中で、育児をおこなうのは並大抵のものではありません。ママも頑張りたい時に頑張れないこともありますよね。そんなときに、旦那さんから突き放すような冷たい態度を取られてしまうのは悲しいもの。旦那さんには、自分も親という意識と責任を感じてもらいたいと思ってしまいますが、今では旦那さんも徐々に育児や家事に関わってくれるようになったとのことで、少しずつ自分で気がついてもらえるようになってよかったですね。
作画/大福
著者:加藤 ゆな
1人娘を育てる農家の嫁。農繁期は毎日軽トラック乗り回している。