すると、思いもよらぬ事実が判明したのですーー。
術後の痛みより痛かったおしり
長男、長女を普通分娩で出産、第3子となる次女を帝王切開で産んでいた私は、第4子の次男の出産は、経験がある分、痛みには耐えられるだろうと思っていました。ところが、出産後、なんとおしりから異物の感触とともに激痛があり、寝ていても、座っていても痛かったのです。
授乳するときもできるだけ痛くない体勢であげるのですが、やはり痛むので冷や汗をかきながらしていました。あまりにも苦痛なため先生に「どうにかしてもらえませんか?」とお願いし、診察してもらうことに。
するとその結果「痔が出てきているので、軟膏を塗りながら押し込んでみてください」と言われたのです。
まさかの診断にショックを受けつつ、痛みの正体がわかったことで少しだけホッとした私。そして、授乳中でも大丈夫な痛み止めと、軟膏を処方してもらいました。
本当の地獄は退院してから…
そして、退院して次男の出生届を出しに母に車で送ってもらったのですが、車の振動で痛みが増し冷や汗が出ていました。「できるだけ振動がこないようにゆっくり運転して!」と少しおしりを浮かせながら言っていた私の様子を見て、母は運転しながら「車は動いてるから仕方がないよ!」と大笑い。私の体勢がおもしろかったようです。それどころではない私は「いや、本当に痛いんだって」と耐えるしかありませんでした。
帝王切開は決まっていたのに、陣痛が予定よりも早く来てしまい、緊急帝王切開になった私。そして、まさかの痔に悩まされ、母に笑われても痛みに耐えるしかありませんでした。その後は薬で乗り切ろうと思っていたものの、なんと手術が必要となってしまいました。おかげで、今はスッキリと痛みのない生活を送れています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:松谷 えりな/30代女性/令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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