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「先生あのね」がブームな息子→「お母さん、すごいですね」後日、保育園の先生から衝撃の声かけが!?

長男が4歳になると「先生あのね」がブームになりました。「先生、あのね」から始まって、遊園地に出かけたとかケーキを食べたなど、保育園の先生に経験したことをお話しするのです。たくさんおしゃべりをするようになった長男と先生のやりとりをほほ笑ましく思っていたのですが、まさかあんな恥ずかしい思いをすることになるとは……。

推しアイドルがいるわが家

私と夫には共通で応援している「推し」がいます。地方で活動しているアイドルグループです。

 

長男が生まれてからも、遊園地や商業施設でおこなわれる推しアイドルのイベントには、家族でお金や予定に無理のないスケジュールを立てて楽しく参加していました。

 

ある日曜日に、推しアイドルグループの新曲リリースイベントがあったので家族で観に行くことに。アイドルを見て、ショッピングモールでごはんを食べて、公園で遊んで……と楽しい休日を過ごしたのです。

 

先生からの衝撃の声かけが…!

そして翌日の月曜日。保育園のお迎えのときに、担任の先生から声をかけられました。

 

「息子くんが、日曜日にオペラを観に行ったと話してくれましたよ。オペラ鑑賞が趣味なんて素敵です。お母さんすごいですね!」と……。

 

オペラ……? 確かに歌って踊る人たちを観に行ったから……オペラもアイドルも一緒でいいのかな?と一瞬思ったのですが、誤解されたままではとても困る!と慌てて否定しました。

 

しかし、「オペラは観に行ってないんですよ」と言うだけでいいはずなのに、焦ってしまい「日曜日はアイドルグループを見に行って、グループの名前は○○って言うんですけど、歌もダンスもかっこよくて、ものすごくかわいいので先生もぜひ見てください! CDも貸せますよ!」と余計なことまで言ってしまったのです。

 

急に熱く語だした私に若干笑顔がひきつる先生を見て、しまったと後悔しても後の祭りでした。「そうなんですね……それはよかったですね」と、それ以上は詮索しない先生のやさしさに感謝するばかりです。
 

 

推しアイドルグループは“オペラ”と似ても似つかないグループ名なのに、いったいどこからどうなって長男が「オペラを観に行った」と言い出したのかは謎のままです。開き直って、アイドルのイベントには今も家族で行っています。

 

 

著者:秋本かなこ/2019年生まれと2021年生まれの兄弟を育児中ママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。

イラスト:キヨ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

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