ケチな夫
結婚してから一緒に暮らし始めた私たち。生活にかかる費用はすべて割り勘することにし、大まかに月の支出を計算してから、毎月この金額を生活費としてお互い家計に入れようと決めました。私の口座から引き落とされる設定にしていたので、夫が支払う分は私がもらうかたちにしていました。
しかし、光熱費や食費など、月によって支出が変動するため、どうしても割り勘が難しくなっていきました。想定していたよりも支出が多くなる月が続くと、引き落とし口座になっている私のほうが多く支払うことに。
割り勘になっていないことに不満を抱くようになったので、夫に相談したところ「最初に決めた生活費より多く出すなんて嫌だ」と言ってきたのです。夫のほうが稼ぎが多いのに、どんだけケチなんだとあきれてしまいました。
まとめ
その後、生活費の割り勘制度はやめにして、夫婦共同の口座をつくり、そこからやりくりをするようになりました。お互い毎月同じ額を共同口座に入金しているので、どちらが多く払ったとか払っていないとかケンカになることはありません。お金のことは大切なので、結婚する前からきちんと考えておくべきだったなと思いました。
著者/高杉佳子
イラスト/わかまつまい子
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