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「ガーン…」フランケンシュタインのような傷痕が丸見えでショック #ときめけBBA塾 142

「ときめけBBA塾」第142話。人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ。

甲状腺にできた腫瘍を取る手術を受けた和田さん。術後に許可が下りて、院内のコンビニに行くと店員さんの視線を感じます。なんと、首から出た血をためる袋が出しっぱなしで鮮血が丸見え! それからは、服の中に隠して出歩くようにした和田さんです。その後は至って順調でしたが……。







ときめけBBA塾

 

数日間の入院生活は至って順調で、「手術をした!」という感じはすぐ薄れていきました。しかし……。

 

生々しい傷痕を目にして思ったこと

ときめけBBA塾 142

 

首に貼られていたテープが透明のものに変えられ、鏡を見てギョッとしました。思っていたより大きな傷痕。しかも黒い糸で縫い付けられて腫れていたので、より目立って見えました。

 

実は手術するにあたり、傷痕についてはあまり気にしていませんでした。

私の母が同じように甲状腺を手術したとき、手術の痕を隠したいからとストールを巻いていたのですが、そのときも内心「そんなに気にしなくてもいいのに」と思っていました。

でも実際に自分の喉にある大きな傷を見たら急に人目が気になってしまい、夫にストールを持ってくるようにお願いしました。

 

ちなみに、退院後抜糸して少しすると傷痕はだんだん目立たなくなりました。

でもそれまでの数カ月は、出かけるときはだいたいスカーフやストールを巻いていました。

 

多分周りの人はそこまで見ていないと思います。でもちょっとでも誰かの視線を感じると、「傷を見られたのかな」と感じてしまう……。

自分が同じ立場になってみて、手術後の母の気持ちがやっとわかりました。

 

--------------

「そんなに気にすることないのに」ということが、実際に自分の身に起こると感じ方に変化が起きるとことってありますよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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