2024年上半期(1月〜6月)に誕生した女の子21,770名の名前に見られた「クラシックネーム」を紹介します。
人気の「子止めネーム」は?
クラシックネームの代表とも言えるのが「子」で終わる「子止めネーム」ではないでしょうか。
2024年上半期に名付けられた「子止めネーム」は、24位の莉子(主なよみ:りこ)が一番人気! 以降は221位の桜子(主なよみ:さくらこ)、349位の璃子(主なよみ:りこ)と、大きな差が開く結果になりました。
近年でも「こ」で終わる名前は多くランクインしているものの、使われている漢字は「子」ではなく、「瑚」「心」などが主流になっています。
「美止めネーム」の今
かつてトレンドだった「美止めネーム」ですが、2024年上半期に最も名付けられた名前は152位の「心美(主なよみ:ここみ)」と、ランキング上位には入りませんでした。
「心美」といえば、木村拓哉さん・工藤静香さんの長女・Cocomiさんが浮かぶのではないでしょうか。クラシックな「美止めネーム」の中でも、今風の響きを持つ名前です。
「心美」に続く「美止めネーム」は、888位の「菜々美」で、その間のランクインはありませんでした。2024年上半期に生まれた女の子には、「美止めネーム」は非常に少数だったと言えるでしょう。
今、人気の「クラシックネーム」は?
今でも人気があるクラシックネームといえば、「菜止めネーム」です。昭和・平成を通り抜け、今でも上位にランクインし続けています。
2024年上半期に多く名付けられた「菜止めネーム」は、7位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)、9位陽菜(主なよみ:ひな)、34位紗菜(主なよみ:さな) でした。
また、同じ「な」で終わる名前なら「奈」という止め字も人気です。29位紗奈(主なよみ:さな)、72位杏奈(主なよみ:あんな)、98位咲奈(主なよみ:さな、えな)などがランクインしていました。
2つの音からなる「二音ネーム」や男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がランキング上位を占める昨今、「クラシックネーム」はあまり多くはありません。しかしレトロネームが流行している昨今、 再び注目される日も近いかもしれませんね。
昔ながらの雰囲気が逆にかわいい「クラシックネーム」は、被らない名前をつけたい人も狙い目ではないでしょうか。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月から6月各月1日~25日
調査件数:21,770件(女の子)