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耳の下のできた小さなできもの。気付けば小豆大のサイズに成長!「謎のできもの」の正体とは【体験談】 

洗顔後のスキンケア時に、ふと耳の下あたりに触れると、ニキビのような小さなできものに気が付きました。そのうち治るだろうと特に気にも留めていなかったこのできもの。初めは、ごま粒大ほどだったサイズが気付けば小豆大に……。痛くもかゆくもないので、他の症状で皮膚科の診察を受けたついでに、医師に相談してみると予想外の診断が! そんな私の体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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ちょっと気になるごま粒大の何か…

今から5年ほど前の40歳を過ぎたころ、洗顔後に化粧水やオイルでケアをしている際に、耳の下あたりに、指先に少しだけ引っかかるような感触を覚えました。初めのうちは、肌のざらつきなのかと思っていましたが約1カ月後、ニキビかな? と思うくらいの存在感に……。しかし、痛みやかゆみがなかったため、これまでの経験上、このまま放置していてもそのうち治るだろうという感覚で過ごしていました。

 

私の予想通りその後も特に大きな変化はなく、ごま粒大の大きさのまま。今回はニキビではなく、できものか、白いほくろでもできたのかな? と思う程度で、特に気に留めることもありませんでした。洗顔後のスキンケア時、指先で触ると何かあるなという程度で、その他は何の問題も感じていなかったため、それから半年ほどは何もしないという状態が続いたのです。

 

ごま粒大だった盛り上がりが小豆大に!

女性の後ろ姿

 

その後、ごま粒大のできものの存在だけは認識していたものの、気にしすぎることもなく過ごしていたせいか、できものに触れることも少なくなっていきました。しかし、半年を過ぎたころふとできものに触れてみると、ごま粒大が小豆大くらいに成長していたのです! 一瞬、何かの間違いではないかと焦り、すぐに鏡で確認しました。鏡は毎日見ているので、少しだけ盛り上がっているようにも見えましたが、いつもと何ら変わりありません。

 

しかし手で触れると、皮膚の内側にしこりのようなものがあるのです。痛くもかゆくもなかったため、まったく気が付かず、いつの間にこんなことになっていたのか……と、少しショックを受けました。

 

さらにこのタイミングで、私のようなしこりに関する情報がテレビで放映されており、中には皮膚の悪性腫瘍もあると……。悪性腫瘍という言葉を聞いただけで、不安になってしまいました。ちょうど皮膚科に行くタイミングだったため、診察の際に一緒に診てもらうことにしたのです。

 

 

手術しないと治らない?

パソコンを見ながら説明する女性医師

 

早速、皮膚科で医師に診てもらうと、「皮膚に袋ができて、その中にごみがたまった状態だね。粉瘤(ふんりゅう)だね。悪性腫瘍の心配はないよ~。気になるようなら手術って方法もあるけど……」との診断。切るのは怖いな~と思い、「切らないと治りませんか?」と医師に尋ねると、「基本的には自然治癒はしないんだけど、小さい場合はごくまれに自然に治る場合もあるけどね!」との回答。「少し様子を見てみます!」と即答しました。内服薬(抗生物質)を処方してもらい、その日の診察は終わりました。

 

その後は内服薬を服用し、自然治癒を期待しながら、いつも通りの生活を続けました。粉瘤がまったく気にならなかったとは言えませんが、悪性のものではないということ、今すぐに手術しなければいけない状態ではないということに安心していたので、あまり神経質になりすぎず、過ごせたと思います。その結果、気が付いたころには、このしこりがいつの間にか消えていたのです!

 

まとめ

幸運なことに私の場合は、自然に消えて治ったという結果になりました。しっかりと医師の診察・診断を受け現状把握できたことで、余計な心配やストレスを感じることなく、自分で納得して治療法を選ぶことができたと思います。今回のように、自分の行動1つで解決できるストレス源は、今後も排除していきたいなと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:三澤凛/40代独身。メーカー勤務の会社員。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

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