風邪だと思ったら、まさかの緊急入院…!?
次女は夜中に発熱がありましたが、風邪だと思って翌日車で病院に連れて行きました。しかし診察してもらった結果、なんと「次女の血中酸素の値が低い」と医師に告げられました。そして緊急入院することになり、私は頭が真っ白に……!
そこからは原因を突き止めるための検査の嵐でした。
困ったのは食事のこと。次女には病院食が出ますが、私は自分の分を売店などで買ってこなければなりませんでした。看護師さんに預けるたび、大声で泣く次女に、毎度後ろ髪を引かれる思いでした。
たくさんの検査の結果、次女にはヤケヒョウダニやハウスダストのアレルギーの可能性があることがわかりました。今回の発熱は、アレルギー性気管支炎によるものではないかということでした。
そして、1週間後、無事に次女は退院。私は家中の絨毯を取り払い、布団を洗濯しました。それからは毎日掃除機をかけ、少しでも次女が過ごしやすくなるよう努めました。
その後、徐々に次女の症状が発症することが減っていきました。3歳になった今ではほとんど熱を出すこともなく、元気に遊びまわっています。
子どもはさまざまな理由で熱を出すと思いますが、きっと風邪だろうと軽く考えていたことを反省しました。ただの風邪だと自分で決めつけたりせず、早めに病院へ連れて行き、医師に診てもらうことが大切だと感じた出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/海乃けだま
著者:中山ななこ
3歳女、6歳男、8歳女の三兄弟を育てる母。飲食店で勤務。趣味はウォーキングすること。