ずっと同じナプキンを使用
私は中学生で初潮を迎えてから、ずっと同じブランドのナプキンを使用していました。その商品自体には満足していたのですが、漠然と「別のナプキンも使ってみたいな」とも思っていて……。
しかし、ナプキンは15〜20個入りを1パックとして売っていることが多いため、気軽に他の商品を試しづらいと感じていました。そのため、「他のブランドのナプキンをお試しで買ってみても、自分に合わなかったのにしばらくそれを使い続けなくちゃいけないのは嫌だな」という気持ちから、他のブランドに手を出すことができずにいたのです。
友人とナプキン交換会をすることに
高校生のころ、クラスの女子がナプキンを忘れて困っていたので、私が持っていた物を1個あげたことがあります。
その翌日、その子は「昨日はありがとうね!」と言って、お返しに自分のナプキンを1個くれました。それは私の使っているブランドとは別の物でした。
私は「あ! 違うブランドのナプキンを使ったことなかったから私もうれしいよ。ありがとうね」と伝えました。彼女は「昨日もらったナプキン、つけ心地よかった! 私もあれにしようかな〜」と言っていました。
そして、私たちの会話を耳にした他の女子が「え! ナプキン交換会してるの? 私も混ぜて!」と言ってきたのです。
無駄な思いをせず気軽にナプキン比較
3人でそれぞれ持っているナプキンを交換することにした私たち。
私は友人からもらったナプキンをつけてみました。そして、「これは肌ざわりがイマイチ合わない」「経血が付いたあと、冷たく感じる」とナプキンの使用感を比較。最終的には、「今使っているナプキンが私にとっては一番心地良いな」という結論に至りました。
その友人たちもいつもと違うナプキンを比較できて、「楽しかった!」「この中ではこれが一番合ってるとわかった」と言っていました。
「もったいない」「失敗した」という思いをすることなく、ナプキンを比較することができるナプキン交換会ができて、よかったと思いました。
高校生のころ、クラスの友人とたまたまやることになったナプキン交換会。
私は自分がいつも使用している以外のナプキンを体験し、「やっぱり今使っているのが一番合っている」と再確認できました。
友人と交換するだけなのでお金も無駄にならず、とても有意義な経験だったと思っています。
著者:ココロナナコ/30代女性・2020年生まれの男児、2024年生まれの男児を子育て中のママ。夫と4人暮らし。学習面やコミュニケーション面などに困難を抱える子どものための療育施設で指導員として10年勤務。
イラスト:おんたま
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)
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