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「また盗まれてる!」財布から毎週2,000円抜き取る夫⇒問い詰めると信じられない使い道が判明し…

ある日、おろしたばかりのお金が財布から2,000円ほど減っていることに気づきます。まさかと思い、夫を問い詰めると……?

 

こんなに少なかったっけ?

ある朝、財布から現金が2,000円ほど減っていることに気づきましたが、「気のせいかな?」と思って過ごしていました。しかし、また次の週にも財布から2,000円が消失。使った覚えがなかった私は、「まさか夫が抜き取ってる……?」と疑います。夫はギャンブルが好きで、結婚前は借金をしていたこともあるので、今は週に3,500円を渡す完全お小遣い制。

 

3歳の娘と1歳の息子が寝静まったあと、夫に確認してみました。すると夫は、「あ〜ごめん、ちょっとだけもらった〜」と悪びれもせずニコニコ笑いながら答えたのです。「足りないなら言ってくれたらよかったのに!」何も言わずにお金を持ち出されたことに怒りがこみ上げる私は思わず、夫を怒鳴りました。「最近帰りも遅いし、パチンコでも行ってるんじゃない!?」「子どもたちも待ってるのに最低!」と怒りに任せて不満をぶちまけていると、「俺だって息抜きしたいんだよ! 少しくらいパチンコに行ったっていいだろ!」と反論されました。本当にパチンコに行っていたんだ……。とショックを受けます。

 

私はたまらず「私も毎日ワンオペで頑張っているのに、その間パチンコに行っていたなんて悲しいよ」と言いました。それでも夫は、今さら引き返せないのか黙ったまま。私は「子どもたちに会いたくないの? まったくしちゃダメとは言わないけど、将来の子どもたちのために貯金もしないといけないし、今の年齢の子どもたちと過ごせるのは今だけなんだよ。一緒に子育てしてほしい」と必死に強い口調にならないように気をつけて話しました。すると夫は「……ごめん。自分のことしか考えてなかったかもしれない」と謝罪。「勝手にお金を持ち出すのもやめてね。何か足りないときは必ず相談してほしい」と伝え、了承してくれました。私の必死の訴えが効いたのか、夫は財布からお金を持ち出すことはなくなり、子どもたちとも積極的にかかわるように。


夫は無口であまり多くを語らないタイプ。気になったことは核心をついて話し合うことが大切だと実感しました。またギャンブルに走ってしまわないか少し不安も残りますが、きちんと気持ちを伝えることは本当に大切なことなのだと実感した出来事です。

 

 

作画/ひのっしー


著者:三谷みゆき

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