しかし、ある日たっくんパパがママの代わりに授業に参加した日を境に、流れが変わり始めます。以前はたっくんの行動について見守るだけだったママですが、たっくんが走り出そうとするとその手を引き、「ママの側にいて?」と言い出したのです。その後もたっくんが静かに授業を受けられるように、膝に抱っこしいていたたっくんママ。
この日は途中まではママと一緒に静かに座っていたのですが、メリー先生が「ゲームを始めましょう」と言うと、ママの手を潜り抜けてしまって……!?
途中まで大人しく聞いていたものの、「ゲーム」の言葉に反応して…
「げぇむしゅるー!!」
物凄い勢いでママの元を離れると、
ゲームに参加する意欲を見せたたっくん。
「あぁ~ん♡いっちゃった♡
まぁずっと引き留めておくのもよくないですよね♡」
たっくんママがひとり言をつぶやいてから、
しばらく経つとゲームがスタートされたのですが……。
「あっぽーーーー!!」
メリー先生はゆうくんに問題を出したのですが、
ゆうくんがリンゴのカードを取ろうと思った瞬間、
たっくんがカード取ってしまったのでした、
◇ ◇ ◇
たっくんに悪気はないと思うのですが、自分が「こうしたい!」と思ったら、本能のままに行動にしてしまう性格のようですね。ただ、英会話教室も1つの小さな社会です。たっくんママには社会で過ごすルールというのをもう少したっくんに教える必要があるのでは?と思ってしまいました。