そんなゆうくんを見て、煽るような言葉をかけたたっくんママ。それを見ていたはたりさんは黙っていられず話しかけると、たっくんママはイラッとしてしまったのかグチグチと嫌味を言い始めました。
さらにメリー先生にたっくんのことをアピールした上で、「たっくんが1番積極性があって授業もやりがいありますよね?」と質問。メリー先生はその言葉に思わず怒りが爆発してしまいます。
「誰が1番とかはないので、授業を受けるときはしっかり聞く!順番やルールを守る!!これをやっていただきたい」そう口調を強めると、たっくんママは「やってますよ?」とキョトンとした顔で返して……!?
「やってますよ?」そう答えた直後、ママはため息をついて…
「これじゃたっくんの居場所がないじゃないですかぁ。
あれもダメ、これもダメ、ルールを守れって……。
ちびっこくらすでそこまで要求するなんて……」
「英会話教室の本社へ連絡させてもらいますからね」
「それはおかしいでしょ!
メリー先生は正しいことを伝えただけじゃないですか!!」
「うわうわうわ~。そうやってメリー先生を擁護して
自分達だけ贔屓してもらおうとしてるんでしょ~?」
「ここにいると息が詰まります……。
やれやれ、もう今日は帰りますね~」
たっくんママは立ち上がり、
帰ろうとしてドアを開けた次の瞬間!
なんと夫が立っていたのでした。
◇ ◇ ◇
たっくんママは「ちびっこクラスに要求するなんて……」と言っていましたが、小さな習慣の積み重ねになるので、年齢が低い子どもたちの世界でもルールを守るということは大事ですよね。たっくんママが英会話教室のルールを守れていれば、メリー先生が怒ることはなかったのではないでしょうか。