そんなゆうくんを見て、煽るような言葉をかけたたっくんママ。それを見ていたはたりさんは黙っていられず話しかけると、たっくんママはイラッとしてしまったのかグチグチと嫌味を言い始めました。
その後、メリー先生に強く言われると、「これじゃたっくんの居場所がない」「悪者扱いされている私たちは帰ります」と言い出したたっくんママ。ドアを開けて本当に帰ろうとすると、そこには夫の姿が……! 激怒するたっくんママに最初はオロオロしていた夫でしたが、次第に言い合いに発展。夫は大きく息を吸うと、「たっくんはこのクラスに迷惑をかけている!」と大声で訴えたのです。
さらに夫は、"英会話教室に通わせているのママの意思"だと主張すると、たっくんママはそれを否定。必死な形相でたっくんに問いかけると、たっくんは「べつに?」と答えて……!?
息子の反応に焦るママ。次の瞬間、ガシッと腕を掴むと…?
「ほら~~~♡英語したいって言ってたじゃない♡
ママが言ったんじゃないよね?
自分の意思だよね?」
ママにじっと見つめられた直後、
こくんと頷いたたっくん。
「ほぉぉぉぉら♡これがたっくんの気持ちです!!
私は強要してない!!」
「この子の気持ちを第一に考えております!!♡」
たっくんママが余裕のある表情に戻ると、
今後はたっくんが話しかけてきました。
「ママ、うれちい?」
「え?うれ?なに?」
「たっくんがうん!ってやったのうれちかった?」
たっくんママが「うれしいよ~♡」と返すと、
たっくんはにっこり笑ったのでした。
◇ ◇ ◇
たっくんが頷いたのは本心ではありませんでしたが、その後のセリフから、ママの圧に負けたというよりは、ママが喜ぶことを思って返事をしたように受け取れました。恐らく必死な形相のママを見て、"なんて返事をしたらママが喜ぶのか"を子どもながらに探っていたのでしょう。そんなママ思いのやさしいたっくんに、ママも自分の意見を押し付けるようなことはしてほしくないですね。