その後、メリー先生に指摘されると、「これじゃたっくんの居場所がない」「悪者扱いされている私たちは帰ります」と言い出したたっくんママ。しかし、ドアを開けて帰ろうとすると、そこには夫の姿が……! 夫から「たっくんはクラスに迷惑をかけている」と言われると、夫婦ゲンカに発展してしまいます。
さらに、夫は"英会話教室に通わせているのはママの意思"だと主張。たっくんママはそれを否定し、慌ててたっくんをじっと見つめると、「自分の意思で英語がしたいんだよね?」と問いかけ、なんとか頷かせたのでした。
その後、「ママうれちい?」と問いかけられたたっくんママ。「うれしいよ~♡」と返すと、たっくんはえへへっと笑ながら「ママが喜んでるお顔しゅき♡」と言ったのでした。
にっこりと笑う息子。その直後、思いもよらない発言が飛び出して…
「おもちゃポイも絵本ビリビリも、
ママしあわしぇ!」
「たっくんはママのことが大好きなんだ。
だから授業中暴れるのも、
大声を出すのもママが凄く喜ぶから、
全部「良いこと」だと思っているんだよ」
「このまま君が注意しなかったら、
たっくんは大きくなってもずっと成長しないままだ……」
(私のせいでたっくんが成長できない!?)
現実をつきつけら、ショックを受けるたっくんママ。
すると、と夫が声をかけました。
「これを機に変わろうよ。
たっくんのためにも、自分のためにも……」
「わ、私のためにも……?」
夫がさらに説得を続けていると、
たっくんママは体を震わせて、
苦しそうに息をし始めたのでした。
◇ ◇ ◇
たっくんが何をしても、ママがたっくんの行動のすべてを尊重していた結果、おもちゃをポイしたり、絵本をビリビリ破いたりすることが、"良いこと"だと思い込んでいたたっくん。現実を知った瞬間、たっくんママはショックを受けていましたが、夫の言うように今が変わるべきタイミングなのではないでしょうか。現実を受け止めるのはつらいと思いますが、たっくんのためにもご自身のためにも、ママには前を向いてほしいです。