子どもが生後8カ月を過ぎ、離乳食づくりも少しずつ慣れてきたころ。レシピ本のようなメニューがつくれず、いつもワンパターンになってしまうなど、この時期ならではの疑問や気がかりが出てきました。今回は、生後8カ月ごろの離乳食で私が悩んだこととその解決策をお伝えします。
メニューがワンパターンになってしまう
わが子は野菜単体だと嫌がって食べないので、ご飯に混ぜて与えていました。そのため、混ぜご飯がわが家の定番メニュー。いつも同じメニューでもいいのかということが悩みで、栄養士さんに相談することにしました。
すると、食材そのものの違いに赤ちゃんは敏感なので、ご飯に混ぜる食材を変えてみるようアドバイスをもらいました。和えものなど、そのほかのメニューも食材を変えるだけで大きく違うということを教わりましたよ。
食事をバランスよく作るのが大変
バランスのいい離乳食をつくることも大切だと思いますが、毎日となると難しいと感じるママもいるのではないでしょうか? わが家もレシピ本に載っているような彩りのいい離乳食を心がけていましたが、次第に子どもが好んで食べるものに偏っていきました。
でも、生後8カ月ごろはまだ母乳やミルクからの栄養比重が高い時期だといわれています。今は栄養を摂ることが主な目的ではなく、食事をすることに慣れていく時期だと割り切ると、ずいぶん気が楽になりましたよ。
食が細い、あまり食べない
よく食べる子、食べない子。赤ちゃんも十人十色だと思います。わが子の場合は食が細いことが悩みでした。
栄養士さんに聞いたところ、元気で機嫌よく過ごしていれば、食が細くてもまず心配ないとのこと。また、離乳食を与えるタイミングや食事の内容を見直してみることも1つの方法だそうです。わが子の場合は、いろいろと試してもあまり改善されませんでしたが、食事の適量は「個人差」がつきもの。いま振り返ると、神経質になり過ぎないことも必要だったと感じます。
食の悩みは、子どもがいくつになっても尽きません。でも悩んだことは育児の自信にもつながると思います。1人目で悩んだことが2人目では悩まないケースもたくさん出てきます。周りに相談をしながら、赤ちゃんの成長を見守っていきたいですね。(TEXT:ママライター田中由惟)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。