1位 めい
2024年上半期に生まれた女の子にもっとも多く名付けられた「長音ネーム」は「めい」でした。
2018年以降、毎年女の子のよみランキングの5位以内にランクインし続けている「めい」ですが、2024年5月の月間ランキングでは1位にランクイン! 5月の英語表記が「May(メイ)」であることが影響しているのかもしれません。
主な名前は「芽依」「芽生」「芽郁」など。特に「芽依」という名前は多く見られ、2023年の名前ランキングでは5位でした。
同名の著名人では、女優の永野芽郁さんが活躍されています。
2位 ふうか
2位は「ふうか」でした。「ふうか」は、2023年の女の子の年間よみランキングで13位でしたが、同年11月は特に増えており、月間ランキング1位にランクインしています。
主な名前は「風花」「楓華」「楓花」など。「ふう」という漢字には「風」「楓」などが使われており、いずれも風の軽やかな雰囲気とかわいらしさを感じさせるのではないでしょうか。
同名の著名人には、女優の小芝風花さんが挙げられます。
3位 れい
3位にランクインした「れい」は、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」のひとつ。上半期のよみランキングを見ると、男の子は47位、女の子は51位と、男女ともに多く名付けられていたことがわかります。
女の子の名前では主に、「玲衣」「玲」「澪」「礼」「怜」という漢字で名付けられていました。
「れい」という響きは澄んだ清々しさを感じさせます。女優の檀れいさんのイメージも強く、上品な美しさを思わせるでしょう。
4位 ゆうな
「ゆうな」が4位にランクイン。やわらかでやさしい響きが、女の子らしい愛らしさを感じさせます。
主な名前は、「侑奈」「優那」「優奈」「結菜」など。特に「結菜」は2023年の女の子の年間ランキングで7位にランク入りする大人気の名前です。
同名の著名人では、モデルの『ゆうちゃみ』こと古川優奈さんが活躍されています。
5位 ひいろ
5位の「ひいろ」も「れい」同様に、男女ともに名付けられる「ジェンダーレスネーム」です。女の子の年間よみランキングを見ると、2022年には177位でしたが、2024年上半期には86位まで上昇しました。
「ひいろ」という名前から連想させる「緋色」は茜で染めた濃い赤のこと。日本古来の美しい赤「緋色」の持つ印象から、「ひいろ」という名前に強い意志や奥ゆかしさを与えます。
主な名前は「陽彩」「日彩」など。太陽を連想させる「陽」や「日」は、あたたかみをイメージさせます。
呼びやすく親しみやすい「長音ネーム」。「ふーちゃん」「れーちゃん」などの愛称を踏まえて名前を考えるのもいいですね! また、女の子の長音ネームは全体的に多くはないので、人と被らない名前を付けたいパパ・ママは狙い目かもしれません。
※この記事では、通常の読みと発音時の読みが異なる名前(めい/めえ等)も「長音の入った名前」として紹介しています。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年1月から6月各月1日~25日
調査件数:21,770件(女の子)