生後9カ月、赤ちゃんと呼ばれる時期もあと少し。つい最近まで寝てばかりだったわが子が移動できるようになるなど、目まぐるしい成長を遂げていました。今回は生後9カ月ごろの子どもの様子や、大変だけどやっぱりかわいいと思える瞬間などをお伝えします。
「ハイハイ」より「たっち」が大好き
生後9カ月に入ると、ハイハイができるようになる赤ちゃんが増えてきます。しかし個人差は大きく、ハイハイをしないまま立って歩くようになる赤ちゃんもいます。わが子の場合、ハイハイよりたっちが大好きでした。
そのため、ハイハイをしないことが心配でしたが、赤ちゃんによってさまざまだと知り、気にならなくなりましたよ。
「後追い」がスタート
本格的に後追いがスタートしました。トイレにすら行きづらいこともあります。「ママと一緒にいたい!」と泣きながら私のところへ移動してくる。今、その姿を思い出すと、愛らしくてたまりませんね。
こんなにも私を必要としてくれるなんて幸せなことだなと思うのですが、当時は心に余裕が持てませんでした。ママやパパを困らせる行動は赤ちゃんの成長の表れです。いつかはおさまるものだと思い、気長に構えたのでよかったと感じます。
「やっぱりかわいい!」と思える瞬間
「赤ちゃんはかわいいもの」……そう思っていましたが、実際に育児をしてみるとかわいいと思う余裕すらなかった時期もありました。睡眠不足、授乳……。育児の大変さを身に沁みて感じます。
しかし、大変さのなかでもやっぱり赤ちゃんはかわいいと思える瞬間がありました。生後9カ月になると「ダァダァ」など、声を出して返事をしてくれるようになりました。意味のない言葉でも反応をしてくれることが、とてもうれしかったです。
興味のあるものに対して指をさすなど、意志表示もじょうずになりました。赤ちゃんとのやりとりが楽しくなる時期でもあると思います。たくさん話しかけたり絵本を読むなどして、この時期ならではの遊びも楽しみたいですね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。