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「私、離婚する。もっと輝ける場所があるから」ママ友の唐突な告白⇒私「え…?」わが道を進んだママ友の悲惨な末路は

「私にはもっと輝ける場所がある!離婚する!」そう言って仕事も家庭も投げ出して独立しようとしたママ友。とても前向きではあったものの、あまりの勢いに、ママ友がこれから何をやろうとしているのか少し心配になっていました。そして心配は的中してしまったのです……。

 

ママ友からの突然の告白

「私、離婚することにしたんだ」。ある日、息子の保育園送迎時に、同じクラスのママから唐突に告げられました。スピリチュアルのすごい先生と運命的な出会いをして価値観が180度変わったこと、夫と子どものために人生を捧げるのが嫌になり離婚すること、その先生のように自分もスピリチュアルのグッズ販売で独立すると決意したことを話してくれました。

 

一通り話し終えると満足したのか、彼女はその先生が書いた本を私に渡しました。「今度、先生のセミナーがあるから一緒に行かない?」彼女のあまりの勢いに断ることができず、私は参加することになってしまったのです。

 

わが道を進んだママ友の末路は…

仕方なく受講してみると、そのセミナーはいわゆるネットワークビジネスに通ずるような、マルチ商法の勧誘に近いようなものでした。一緒に行ったママ友は熱心に話を聞いている様子。

 

その後ママ友から、その怪しげなビジネスに手を出し、家族の反対を押し切ったところ離婚することになってしまったと話がありました。何かにハマると、こんなにも人は変わってしまうのか……と、身近なママ友の変化に私は驚きを隠せませんでした。
 

 

その後、そのママ友とは距離を置くようにしていたのですが、半年ほど経ったある日、そのママ友から事業の立ち上げに失敗し、元夫に復縁を迫った結果、拒否されているという連絡が来たのです。私は当たり障りのないやり取りをしたあと、彼女と連絡をとることはもうしませんでした。

 

 

ママ友の現状に、やっぱりな……と思うと同時に、彼女の気持ちも少しわかるような気がしたのも事実です。なぜなら、私自身も毎日仕事や育児に追われ、ふと鏡に映る疲れ切った自分の顔を見たときに「私の人生これでいいのかな?」と思う瞬間があったからです。だからといって、彼女のような選択をすることは何か違うのではないか、とも思います。彼女の今後の人生に幸があらんことを密かに祈った私なのでした。

著者:木下うめ子/2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。
イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

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