赤ちゃんの指舐め・指しゃぶりは超重要な行為だった!【助産師に相談】

2018/03/17 19:00
「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。ママさんたちのリアルな悩みに、助産師さんはどのように答えてくれているのでしょうか。

指しゃぶりする赤ちゃんのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。ママさんたちのリアルな悩みに、助産師さんはどのように答えてくれているのでしょうか。

 

Q. 指を舐め始めた……そろそろおしゃぶりを与えたほうがいい?

子どもが生後2カ月と20日ほどになります。先日から、指を舐め始めました。おしゃぶりをさせたほうがいいのか、このまま指を舐めさせるか迷っています。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

まずは自分の指やこぶしを舐めさせてあげてくださいね。自分の手の確認作業になります。おしゃぶりをあえて、今のタイミングで与えなくてもいいと思いますよ。どうぞよろしくお願いします。

 


※参照元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/topic/detail/25424

 

赤ちゃんが指しゃぶりをする理由とは?

赤ちゃんがする指しゃぶりは、本能的なものです。母乳やミルクを飲むときの口の動きを指しゃぶりで反復しているんですね。これは多くの赤ちゃんがする行為で、1~2歳での指しゃぶりは、緊張や不安を解消するための行為とも考えられていますので、基本的には心配いりません。しかし、長期間にわたって指しゃぶりを続けることでさまざまな影響があるといわれているのも事実です。

 


指しゃぶりはいつからいつまで?

実は、赤ちゃんは生まれる前から指しゃぶりをしています。妊娠16週ごろになると、胎児が自分の指を口にもっていくようになり、妊娠24週ごろにもなれば、指を吸うようになります。このような胎児期の指しゃぶりは、母乳やミルクを飲む練習になっていると考えられています。

 

生後2~4カ月ごろは、口の周りに乳首や指などをもっていくと反射的に探して吸い、生後5カ月ごろには目に入った物を何でも口に運ぶようになります。これは、物の形や味、性状などを覚えるための行為と考えられています。つかまり立ちを始めるようになると、指しゃぶりによって姿勢が安定しなくなるため、指しゃぶりの回数が自然に減る場合が多いです。

 

1~2歳にもなれば積み木遊びやおもちゃの車などで遊ぶようになります。指しゃぶりの回数がさらに減り、ひまを持て余していたり、眠かったりするときにするようになります。そして、3~5歳にかけては友だちと遊ぶようになることで回数がさらに減り、5歳を過ぎると指しゃぶりをすることはほとんどなくなります。


指しゃぶりを長期間続けると、どうなる?

指しゃぶりはおしゃぶりと同様に、長期間にわたって続けることで歯並びや噛み合わせに悪影響が及ぶと考えられています。起こり得る問題は次のとおりです。

 

 ・上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の前歯が前方に突出した状態で、いわゆる「出っ歯」を指します。口を閉じにくくなるため、口呼吸をしやすくなります。口呼吸は、花粉症や気管支喘息、虫歯や歯肉炎、口臭などさまざまな症状の要因となります。これは、唾液の分泌が減少することで、細菌が繁殖しやすくなるためです。

 

・開咬(かいこう)
奥歯が噛み合っているものの、上下の前歯の間に隙間が空いている状態です。発音の際に前歯の隙間に舌が入り、サ行とタ行、ナ行、ラ行などの発音が悪くなります。周りの子どもと同じように発音できないことで、恥ずかしさを感じてしまうことがあります。

 

 ・片側性交叉咬合(へんそくせいこうさこうごう)
上下の奥歯が横にずれることで、上下の前歯の中心が合わない状態です。

 

統計的に指しゃぶりを長期間にわたって続けている子どもに、これらの問題が起こることが多いという報告がありますが、一方で指しゃぶりが大きな要因にはならないとの声もあります。また、指しゃぶりは生理的なものであるため、無理にやめさせる必要はないとの意見があるので、自然にやめるのを見守る方針がよいかもしれません。

 


※参照元: 基礎知識(ベビー)「赤ちゃん・子どもが指しゃぶりをする理由とは?やめさせたい場合の方法について」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1063

 

 

指しゃぶりって、赤ちゃんの成長に大きく影響する本能的な行為だったんですね! 身の回りにあるものを何でも口に入れるのも、意味のあることだったとは。赤ちゃんの不思議な行動のすべてに意味があるのかもしれないと思ったら、さらにあたたかく見守ってあげたい気持ちになりますね。おしゃぶりも泣き止ませなどに有効な手段ではありますが、それに依存することで前述のような意味のある行動が制限されてしまうのはもったいないです。よく検討してから与えましょう。


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