今日はいつものインスリン注射に加えて、糖尿病の診察がある日。ちゃんと薬を飲めていれば、もう手元に薬がないはずなのでわかるはずなのですが、母・あーちゃんは病院の受付で「今日は注射だけです」と言い張っていました。遅れて来た姉・なーにゃんが受付の人と話してくれて、診察は受けられましたが、この様子だともう薬の管理もできていなさそうです。
何回目……!?
先日受けた、骨密度検査の結果が出ました。
同年代の基準はクリアしていて、ひと安心です。
ここ最近気になっていた膝がカクッとする症状は、筋力の低下かもしれないとのこと。
今のところ、あーちゃんは糖尿病以外に悪いところはなく、認知症のため体よりも先に脳の健康寿命が来てしまうと思うと、なんだか複雑です。
その日、先生から診療費加算の申告書にサインをするように言われたあーちゃん。書類をじっと見つめて……。
書類に記載されている、認知症の文字に驚いていました。認知症だと言われて驚くのは、もう何回目だろうか……。
姉がサインをするように促すと、それには素直に応じていました。
その後、すっかりやりとりを忘れてしまったのか、話を蒸し返すことはありませんでした。
先日、かかりつけ医からすすめられて、骨密度検査を受けたあーちゃん。結果が出たので詳しく聞いてみると、大腿骨、腰椎いずれも同年代の基準はクリアしていてひと安心。最近気になっていた、歩いていて突然カクッと膝の力が抜けてしまう状態は、先生いわく「筋力の低下」だそうです。
ここ数カ月でいろいろな検査をしたあーちゃんですが、今のところ持病の糖尿病以外に悪いところはありませんでした。それはありがたいことですが「健康寿命」で考えてみると「体」よりも「脳」のほうが先に寿命に来てしまっていると思うと、なんだか複雑です。
骨密度検査の結果を聞いた日。先生から診療費について話があり、あーちゃんの受診内容だと診療費が加算されるとのこと。それに伴い、診療費加算の申告書とやらを提出する必要があり、あーちゃんはサインを求められました。あーちゃんは申告書をジーっと見つめて「私、認知症なの!?」とビックリ。とりあえず、姉のサポートのおかげで素直にサインはしてくれましたが、本人が認めていないとはいえ、一体このネタで何度驚くのか……。
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足元がおぼつかなくなってきているのを心配して受けた骨密度検査でしたが、特に心配するような結果ではなくてよかったです! 体の衰えをそこまで感じていないのも、認知症を受け入れられないことと関係があるのかも気になります。診断が下されてからすでに1年以上経ちますが、あーちゃんが自分を認知症だと認識する日は来るのでしょうか。
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