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「孫へのプレゼントに無料グッズ…?」1歳の娘に企業のノベルティ品を贈る義父⇒理由を聞いた結果…

義父母が私たちの住む県に会いにきてくれたある日、義父が1歳の娘へプレゼントを渡してくれました。しかしそれはノベルティ品。何を買えばいいかわからないから? それとも孫にお金を使いたくない? 思いきって理由を聞いてみると、予想外の返答が……。

 

ノベルティをプレゼントする義父

長女が1歳のころの話です。義父母が私たちの住む県に会いにきてくれ、2泊3日の間、ご当地グルメや観光地案内をする予定でした。長女に会えた義父母はとても喜んでくれて、義父がおもむろに「じいじのお家からね、プレゼント持ってきたよ」と言って娘に何かを手渡しました。しかし、手渡したものを見ると企業のロゴが入っているのを発見……。それを見てノベルティ品(無料配布品)のクリアファイルとハンカチであることをに気がつきました。

 

夫は付き合っているころから「俺の両親は倹約家」と言っていましたが、まさか娘へのプレゼントに対しても倹約思考だとは思っておらず……。長女は喜んでいるし、プレゼントに大切なのは価格ではなく気持ちだとわかってはいるものの、ノベルティをプレゼントする義父についついモヤッ。思い切って「プレゼントありがとうございます! ちなみにどうしてプレゼントにこちらを選んでくれたんですか?」とやんわり聞いてみました。すると、「娘ちゃん、このキャラクター大好きでしょ! 絶対あげたいと思って、企業からもらったのを大事にとっておいたんだ」とニコニコ笑顔で言います。確かに、プレゼントにはすべて娘のお気に入りのキャラクターが描かれていました。まさか、義両親が娘の好みを覚えてくれているとは思わず、うれしい気持ちに。同時にモヤッとしてしまった自分が少し恥ずかしくなりました。

 

そして最終日、義両親とお別れするとき急に義父から「お礼」と書いてある白い封筒を差し出された私。何だろうと思いながら受け取ると、中身はなんと10万円! びっくりした私たち夫婦はさすがに「こんなに受け取れません!」と慌てて断りましたが、義父は「いやいや、めったに会えないんだから! ドーンと受け取ってよ!」とニコニコ。「今回の旅行もすごく楽しかったよ」とも言ってくれて、私は一気にうれしい気持ちに。結局義父の気持ちをむげにはしたくなかったので、夫婦で「ありがとうございます。長女のために使わせていただきます」と言って受け取ることに。私たち家族のことを考えてくれて、お礼まで言ってもらえて、3日間のモヤモヤが一気に解消したのでした。

 

勝手な思い込みでモヤモヤしてしまったことを反省した私。今後は、気になったことは相手に聞いて、意図や気持ちを知ることが大切だと思いました。娘思いの義両親に感謝し、定期的にビデオ電話をするなど、娘と義両親のコミュニケーションの機会をもっと増やしたいと感じた出来事です。

 

 

著者:矢田むぎ/40代・ライター。3歳と1歳のおてんばな姉妹を育てるママ。頑張り過ぎない子育てを模索しながら、にぎやかな日々を過ごす。家族が寝静まったあとのひとり時間が大好き。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

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