生理の日がかぶると…
3姉妹の私たちは中高生になると、同じタイミングで生理になることが時々ありました。3人とも生理の時期がかぶってしまうと、トイレのサニタリーボックスはすぐにパンパンになってしまい、いつもそれに気付いた母がゴミを捨ててくれていました。
しかしあるとき、母が体調不良で寝込んでしまったため、自分たちで家中の掃除をすることに。普段すべての家事を母に任せっきりの私たちは、四苦八苦しながら家中のゴミをかき集め、なんとかゴミ捨てまで終わらせることができました。
母の怒り
けれど、私たちは肝心のサニタリーボックスの存在を忘れており、トイレに入った母から「ちょっと! なんでサニタリーボックスの中身捨ててないのよ!」と怒りの声が。
「ナプキンが溢れているのに誰も気付かないなんてありえないでしょ!」と、母から厳しく言われた私たちは、その後サニタリーボックスがいっぱいになっていることに気がついた人が、ビニール袋に入れて捨てるようになりました。
この出来事以降、週2回あるゴミ出しの日には、サニタリーボックスが空になっているか注意して見るようになりました。なんでも母に任せていましたが、さすがに自分たちの使用済みナプキンくらい自分たちで片付けようと3姉妹で反省。これを機に、サニタリーボックスのゴミ出し以外の掃除も分担しておこなようになりました。
著者:鬼頭いちか/20代女性・主婦
作画:ふるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年4月)
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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