仕事中にようじろうくんが頭をぶつけたと連絡がはいったようじろうくんママ。病院に到着すると、そこには頭の治療を終えたようじろうくんと、いっくんの姿もありました。
あばるくんが2人の…!?
「あばるくんがいっくんとよーちゃんの頭をつかんで、ガンッてしたの」
いっくんはそう話します。
ようじろうくんと遊びたかったあばるくんは、一緒に遊んでいたようじろうくんといっくんの頭をつかんでぶつけさせたようなのです。
あばるくんにいじわるされていることを相談したばかりだったいっくんママは、怒り心頭!
あばるくんの問題が解決しなければいっくんを転園させる考えがあると語り、園の早急な対応を求めたのでした。
自分の思いを伝える方法が暴力となってしまうことが多いあばるくん。
わが子を傷つけられることが多ければ、一緒の環境にいさせたくないと思うのも無理はありません。
しかし、まだまだ集団生活に慣れていく段階の子どもであれば、子ども同士で過ごす中で関わり方を少しずつ学んでいく必要があります。
先生には、あばるくんが気に入らないことがあったときに手を出してしまいやすいことをスタッフ間でしっかりと共有してもらい、あばるくんの家庭自体に問題があることを外部にも相談したほうがよいのかもしれませんね。
神谷もちさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。