胎児に影響する?「風疹」の対策と予防法【助産師に相談】

2018/03/31 19:00
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この記事では人気コンテンツ【助産師に相談】から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。「風疹の抗体価が低いと、赤ちゃんに影響があるのでしょうか?」という相談に、宮川めぐみ助産師から抵抗力を少しでも高められるようにアドバイスがありました。
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風疹の予防接種のイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は妊婦さんにとって要注意の病気、「風疹」についてのご相談です。妊娠中の予防法や発症後の対策など、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

Q. 風疹の抗体価が低いと、赤ちゃんに影響があるのでしょうか?

この前、検査の結果が出て、風疹の数値が少し低いから産んだら予防接種を受けてね、と言われたんですけど、これって大丈夫なんですか? 赤ちゃんに影響などはないですか?

 

宮川めぐみ助産師からの回答

今は予防接種を受けるわけにはいかないので、抵抗力を少しでも高められるように、しっかりと睡眠を取っていただいたり、ごはんしっかりと食べて、身体を冷やさないように、風疹にかからないように気をつけましょう。かからないようにしていただければ、赤ちゃんにも特に影響はありませんよ。

 


※参照元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/topic/detail/25599

 


妊娠中に風疹にかかるとどうなる?

たかが風疹、されど風疹。妊娠中の風疹は、赤ちゃんへ影響をおよぼす可能性があると言われているのです。ベビーカレンダーの記事で詳しい記述がありましたので、ご紹介します。

 

妊娠中に風疹(ふうしん)にかかると、かなり高い確率で胎児に影響が出ると言われています。これを先天性風疹症候群(CRS)といいます。以前は「妊娠16週以降ならかかっても大丈夫」と言われていましたが、実際には妊娠8カ月でかかって、子どもが難聴の症状が出たという事例もあります。風疹は妊娠中にはかからないように注意してください。

 

実は予防接種を受けていても抗体価が低かったり(抗体価が低くて感染する可能性もあるのです)、体質的に抗体がつかない人もいます。妊娠前に抗体があるかどうか診てもらったほうが確実です(ブライダルチェックでも受けられます)。抗体がない場合は、妊娠前までに予防接種を受けることになりますが、注射してから2カ月間は妊娠しないように言われていますので、注意が必要です。

 

■妊娠週別の先天性風疹症候群(CRS)を発症する割合
・妊娠4週まで・・・50%以上
・妊娠8週まで・・・40%~50%
・妊娠12週まで・・・30%~40%
・妊娠16週まで・・・10%~30%
・妊娠20週まで・・・数%

 

宮川助産師も言っていますが、妊娠中で予防接種が受けられない場合は、毎日の体調管理でなるべくかからないように気をつけます。具体的な予防法と、もし発症してしまった場合の対処法もご紹介しますので、取り入れてみてくださいね。


具体的にどうやって予防すればいい?

人混みに出歩かないように注意し、人との接触はなるべく避けるようにしましょう。それに加え、外出から帰ってきたときには必ず手洗いやうがいを徹底することも心がけましょう。

 

どうしても人混みに行かなければならないときは、必ずマスクを着用するなどして、予防するようにしましょう。また、妊婦さんと一緒にいる機会の多い家族を含めた周りの人たちも、予防接種を受けてもらい、風疹に感染しないようにしてもらうことも大切になってきます。
 

もし発症してしまったら?

いまのところ風疹に対する特効薬というものはなく、妊婦さんの症状に対する治療は、対症療法のみとなっています。しかし、症状を緩和させることができる対処法がありますので、さっそくその内容についてご紹介していきます。

 

 1.首やわきの下を冷やす
発熱の症状が見られている場合、首やわきの下などを冷却ジェルや氷枕などで冷やすようにしましょう。また、比較的弱いといわれていますが、発疹のかゆみが出はじめたら、冷たいタオルでかゆい部位を冷やすようにしましょう。

 

 2.水分をこまめに摂取する
発熱の症状が出ると、どうしても汗が大量に出ることで水分を欲する状態になります。ですので、こまめに水分を補給することが大切になります。

 

 3.安静に過ごす
無理に布団に寝なくても大丈夫ですが、なるべく室内で適正な湿度や温度を保った場所で安静に過ごすようにしましょう。

 

 4.体を清潔に保つ
シャワーや温かいタオルで拭く程度にすませ、体を清潔に保ちましょう。

 

 5.医療機関で診察を受ける
発熱や発疹といった初期症状が現れた際は、かかりつけ医に相談し、指示を仰ぎましょう。また、症状ががおさまるまでは、外出は控えるようにしましょう。

 


※引用元:基礎知識(妊娠前)「妊娠前に風疹抗体チェック」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/prepregnancy/29 〉、基礎知識「風疹になったときの母体や赤ちゃんへの影響は?対処法や感染の予防法とは?」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/common/899



前述にあるとおり、体質によって風疹の抗体価が低かったり、つかなかったりする人もいます。それに、ふだんどんなに気をつけていてもかかってしまうこともありますよね。風疹にかかったら必ず赤ちゃんに影響が出るということではないですし、あまり神経質になりすぎず、適度に気をつける程度にしてリラックスして毎日を過ごすほうが、身体にも心にも良いのではないかと思います。非科学的ですが、“病は気から”です。妊娠中という貴重な時間を楽しんで過ごしましょう!


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