某テーマパークで落とし物
先日、家族でテーマパークに訪れた際、初めての大きな遊園地に子どもたちは大興奮。乗り物に乗って、降りた先にあったお土産屋さんで、末っ子が手のひらサイズのおもちゃを気に入って、買ってほしいとねだられました。なかなか来る機会もないし、1つだけねと約束して買ってあげました。
喜んだのも束の間
大喜びで、買ってもらったおもちゃを自分で持ち歩く末っ子。「落としちゃったら悲しいし、ママが持つよ」と伝えると、自分で持ち歩きたいと言い張ったので任せました。
大丈夫かなと心配していましたが、予感が的中。お店を出て、次の乗り物へと向かっている途中に末っ子が「なくなっちゃった」といって泣き始めてしまいました。
忘れ物センターに問い合わせてみると
来た道を戻って探してみましたが、それらしきものは見つからず……。もうなくなった物だと思って諦めていたとき、忘れ物センターがあったので、そこに問い合わせてみることに! すると……なんと買ったばかりのおもちゃが届いていたのです。これには本当にびっくりしました。
聞くと、道に落ちていたので、スタッフの方が届けてくれたそうです。末っ子もようやく笑顔になりました。今度からはパパかママが持ってあげるから家に帰ってから遊ぼうねと約束をし、手に持たせることはやめました。
3歳児が手でおもちゃを持って歩くとどうなるか痛感した出来事でした。それと同時に、手のひらサイズの小さな落とし物で、しかも買ったばかりのお土産を落としても拾って届けてくれる、このテーマパークのサービスにとても感動し、思い出の一つとなりました。
著者:小川 朝美/30代女性/2015年男児・2017年男児・2019年女児の育児をしつつ、医療技術職として働くママ。子育て経験談や趣味について執筆するライターとしても活動中。電車大好きな息子たちの健忘禄として鉄道ブログも執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)