ようじろうくんママと話し終えたあきこは、沸々と怒りがこみ上げてきて……!?
親友だと思ってたのに
「私とあばるはいつだって悪者にされる」
あきこは、完全に自分たちが被害者だと思い込んでいます。
しかし、あばるくんはようじろうくんからいじわるされたとは思っていないよう。
同じ日の夜、ようじろうくんママにいっくんママから報告が入ります。
いっくんが転園することになったと言うのです。
あきこは、以前通っていた保育園で起こったトラブルの経験から、被害者意識が強くなっているのかもしれません。
あばるくんがゆりちゃんの顔をひっかいてケガをさせた際、どちらか一方の言葉だけで被害者、加害者の判断しないでほしいと先生に言っていたあきこですが、どうして今回もあばるくんだけの言葉を鵜呑みにするのでしょうか?
そして、少しあばるくんの言い分を過大に受け止めすぎているようにも見えます。
過去の経験から周囲の人の言葉が受け入れにくくなっていたとしても、大切なわが子の言葉にはしっかりと耳を傾けて、大人として、親として判断をしてほしいものですね。
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