「水着を持たせるの忘れた!」その日は1日中、罪悪感でいっぱいに…
プールが大好きなかんなちゃんに対して
罪悪感でいっぱいになりながらも、
目の前の仕事をチャキチャキとこなしていくママ。
「おつかれさまー!!」
1日の勤務を終えると、保育園へダッシュ!
「ごめんねかんな!ごめんねかんな!
ママのせいで……。ママのせいで……!!」
「怒ってんだろうなーーーーッ!!」
ひたすらダッシュして教室へ向かうと、
そこにはポツンとひとりで絵本を読むかんなちゃんの姿が!
「お母さん、お疲れ様です。
今日ね、かんなちゃん偉いんですよぉ!
プールは入れなくてもひとりで絵本を読んで、
おりこうさんに待ってたんだよねー♪」
「うん。もうへーきだよ?
絵本もねたのしかったの。
だからお仕事頑張ってくれて……」
「ママありがと」
「かんちゃあああああん」
娘のうるうるとした瞳から流れる涙と温かい感謝の言葉に、
ママの涙腺は崩壊してしまったのでした。
この日は大好きなプールの日でしたが、水着を忘れて入ることができなかったかんなちゃん。きっと悲しい気持ちだったと思うのですが、ママに感謝の気持ちを伝えられるなんて凄いですよね。次のプールの日は、お友だちと一緒にたくさん楽しんでもらいたいです!