娘が謎発言を連発!
ある日、長女から「あれー? おなかから足が出ているよー!」という謎すぎる発言が。おなかをさすってみますが、もちろん足などなく異常なし。一体どういうこと? と不思議に思いはしたものの、特に気にとめず過ごしていると、数日後に妊娠していることがわかってビックリ! もしかしたらたまにあると聞く、子どもの予言的なものだったのかもしれません。
その後も、「今おなかにいる子とは、お空で一緒に遊んでいたんだ」と、まだ生まれていない次女とのエピソードを語ってくれたり、「私はおなかから出そうになったから、おへそにかじりついてたの」と生まれる直前の胎内記憶を話してくれたりと、長女の不思議な発言は止まりません。
たしかに長女の出産時、2日間促進剤を使ってもなかなか出てきてくれませんでした。あれはおへそにかじりついていたからなのかぁと微笑ましい気持ちに。さらに「前のお母さんのほうがやさしかったよ!」と、イタズラをしょっちゅう叱る私に対して前世の話もよくしてくれました。
それから数年が経ち、長女が6歳になったころに三女を授かりましたが、長女にはもうおなかの子は見えていなかったようです。しかし、今度は2歳の次女が、妊娠していることがわかる前に「わたしのママとねぇねなの! とらないで!」と私のおなかに向かってやきもちを焼いていました。
まさか自分の子どもに胎内記憶や前世の記憶、生まれる前の出来事に関する記憶があるとは驚きました。しかし、7歳になった長女は自分がそんな話をしていたことを覚えていないそう……。不思議なことって本当にあるんだ! とビックリすると同時に、娘たちをより一層愛しく思えた出来事です。
著者:柳由希子/30代女性・会社員。7歳、3歳、0歳の3姉妹に振り回されている母。カメラとデザインに関する仕事をしている。現在は育休中。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています