繊細タイプの長男について、先輩ママに相談してみたら…
どれだけ疲れて眠たくても自宅以外ではお昼寝できない、人見知りで私のそばを離れられないなど、幼稚園入園前まで繊細でよく泣く子だった長男。当時は、下の娘も赤ちゃんで、私は心身ともに疲れていました。
そんなとき、学生時代からの友人であり、先輩ママでもある女性に会うことになり、藁にもすがる思いで相談しました。すると、彼女は開口一番、「母親のあなたが神経質に育てているから、あなたの子が神経質なったんじゃない?」とひと言。確かに私自身、神経質で真面目過ぎるところがあるのですが、とても悩んでいたことに対して、バッサリと言われたことがショックで、とても落ち込みました。
現在、息子は11歳になりましたが、テレビに出てくるビビり芸人さんのように、絶叫マシン系や幽霊系、高所などもダメ。大きい音や虫も苦手です。しかし、性格は穏やかでやさしく、友人もたくさんいる子に育ちました。
そして今思うのは、幼少期によく泣いていたのは息子の個性だということ。いくら相談されたからと言って、子育てに対して、他人が一刀両断すべきではないなと学びました。
著者:安達香織/40代 女性・非常勤介護士。11才、8才の兄妹を育てる母。趣味はアメリカやスペインのドラマや映画鑑賞。
作画:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)