とにかくレディーファーストな彼
当時、社会人2年目の私には大学生の彼氏がいました。とても紳士的でとにかくレディーファーストな彼。デート代も私が「半分出すよ!」と言っても、「気にしないで」と受け取ってくれません。
そのころの私は特別扱いされることが得意ではなく、「私のためにそこまでしてくれると、なんだか申し訳なくなる」と感じていました。
おごってもお礼を言わない!?
しかし、付き合ってから半年ほどで、私と彼の関係性に変化が。一緒に外食をすると、お会計のときに彼は「トイレに行く」と席を外し、私がお会計をすることが増えたのです。始めは戻ってきてから半額お金をくれていたのですが、徐々にお財布すら出さなくなり……。
私のほうが年上ということもあり「半額出してよ」とも言えず、しばらくそのまま飲み込んで過ごしていました。ただ、最終的に彼は私が支払っても「ありがとう」すら言わなくなり、「その態度はちょっと……」と嫌気がさした私は別れを告げたのでした。
自分の意見を伝える大切さ
彼が席を外すようになった際、ちゃんと自分の気持ちを伝えられていたら、彼と別れることはなかったのかもしれません。自分の意見、考えを伝えることは大切だと学んだ出来事でした。
著者:鈴木その子/30代女性・2人の子どもを育てる母。ドラマを見るのが大好きな主婦。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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