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「ぼくしってる!」おじぃちゃんが亡くなってから生まれた息子→しかし会ったと話す、その真相は一体!

亡き父の話をしていると、息子が突然……。幼稚園に入ってすぐのころに経験した不思議な出来事です。

 

息子が会ったおじぃちゃんとは一体

もうすぐ長男が誕生するというタイミングで、実の父が肺ガンで亡くなりました。私は父に、初孫の姿を一度でもいいから見せてあげたいと思っていたので、ものすごくショックで、しばらくそのことが頭から離れませんでした。

 

それから月日が経ち、息子も成長して幼稚園に入ったころのことです。ある日、亡くなった父の話をしていると、息子が突然「ぼくしってるよ、あったことあるよ、おじぃちゃん」と言い出したのです。予想だにしない息子の発言に、え?どういうこと?と一同あんぐり口を開けていました。私はまさかと思い、息子に父の写真を見せたのです……。

 

すると、息子は「うん、このおじぃちゃん。ぼくあってる。いっかいだけ、あそんだことある」と話すのです。息子の話を聞いて私は、天国のおじぃちゃんが孫に一度だけ会いにきてくれたのだと思って、涙が止まりませんでした。

 

初孫を見せてあげられなかったことを悔やんでいた私の気持ちも、少し晴れたように感じました。息子の話の真意は謎ですが、不思議なことは起こり得るのかもしれない、それで誰かが救われるのならば、信じて前を向くこともアリだと思いました。

 

 

著者:りんこ/30代・女性・パート。在宅ワークをしながら子育て中。2児の兄弟のママ

イラスト:きょこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

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