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「私、病気かもしれない…」生理に異変?小学6年生だった私が、保健室で涙してしまったワケは

これは私が小学生だったころのお話です。トイレに行ったときに下着にある物が付着しており、「私は病気かもしれない」と不安になってしまったことがあって……。

トイレでびっくり

小学校6年生くらいのある生理の日のことです。授業終わりのあいさつのとき、椅子から立ち上がった瞬間、ドロッと経血が出た感覚がありました。急いでナプキンを替えるためにトイレに駆け込んだのですが、ナプキンには出たばかりの経血が付いていて、その経血の中にレバーのような塊を見つけました。

 

今までの生理では見たことないものだったのでびっくり。ナプキンをつけ替えていた手が止まってしまいましたが、チャイムの音で我に返り、急いでナプキンを替えて教室に戻りました。

 

私って病気なの?

しかし、頭の中は「さっきの塊の正体は何? もしかして私は病気なのかな……?」と混乱し、授業に集中することができませんでした。そして授業終了後、私は保健室へ行き、生理で体調が悪いと先生に伝えて1時間休ませてもらうことに。

 

そのときの私の様子を見て、保健室の先生は「何かあった? どうしたの?」と話を聞きにベッド横にきてくれました。ナプキンについていた塊について、私は泣きながら先生に話しました。

 

すると先生は、私の背中を擦りながら「血の塊の正体は凝血塊といってサラサラになりきらなかった子宮内膜の組織なの」と教えてくれ、塊の量が多ければ病院に行くことをすすめられましたが、私は1cmにも満たない大きさだったので大丈夫だろうと教えてくれました。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

先生の話を聞いて安心した私は、さらに泣いてしまい、私が泣き止むまで先生が背中を擦ってくれたのを覚えています。大人になった今でも、たまに凝血塊が出てきますが、気になるほどではないので病院には行っていません。もし今後、大きくなるようだったら婦人科を受診するつもりです。

 

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:櫻井 藍/20代・主婦
イラスト:sawawa

 

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

 

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