左手はどっち!?
夫との結婚式での出来事です。私は人前に立つことがあまり得意ではなく、当日は緊張しっぱなし。そして結婚指輪の交換時、どちらが左手なのかわからなくなってしまったのです。
頭が真っ白になった私は、思わず手の平を下に向けた状態で、両手を夫に差し出しました。白無垢で両手を前に出す姿はまるで幽霊のようで、参列した私の友だちは笑いを堪えられず吹き出す始末。巫女さんに手を添えてもらって、なんとか指輪の交換を済ませました。
失敗続きの私
しかし、私の失敗はまだ続きます。その後の三々九度でも作法を忘れパニックになってしまい、なぜかお神酒を一気飲み。私がそんな作法で飲んでしまったので、夫と夫の両親、私の家族もみんなお神酒を一気飲みしていました。
結婚式の直後、私は夫に「本当にごめんなさい」と謝りましたが、夫は笑いながら「大丈夫だよ!」と言ってくれたのでした。
そんな結婚式から数十年が経ち、今ではすっかり笑い話に。ときどき家族で結婚式のビデオを見ては、全員で爆笑しています。
今を楽しむ気持ちで
結婚式での失敗もあり、私は人前に出る際、「うまくやろう」「失敗しないようにしよう」と思うと余計に緊張してしまうタイプだということがわかりました。そのため、「今の状況を楽しもう」と考えるようにしたところ、以前よりも落ち着いて行動できるようになったのでした。
著者:めいママ/50代女性・飲食店でパートをしている主婦です。趣味はパンやケーキを手作りすること。
作画/霜月いく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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