「ダメ」を伝えるには?専門家に聞く赤ちゃんとの接し方【助産師に相談】

2018/04/21 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、育児中はやっぱり悩んでしまうことの多い「叱り方」について。みなさんはどのように「ダメ」を伝えていますか?

泣いている赤ちゃんのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、育児中はやっぱり悩んでしまうことの多い「叱り方」について。みなさんはどのように「ダメ」を伝えていますか?

 

Q. 11カ月の子に対する叱り方は?

いつもお世話になっております。11カ月の男の子についてお聞きします。つかまり立ちができるようになったら、そのままテーブルに上がるのが楽しいらしく、注意をするのですが、本人は笑っていて私が怒っているように感じないみたいです。

 

やっぱり根気よく教えていくしかないですよね? 何回も繰り返すので つい私もイライラしてしまって反省します。昨夜はテーブルを折り畳んでみましたが、つかまり立ちの練習のためにはテーブルがあったほうがいい気もして、今朝組み立てたら早速上がって得意そうにこちらを見ていました……。
 

宮川めぐみ助産師からの回答

なかなか分かってもらえないところもあると思いますので、繰り返し言わなければならないと思います。表情や声をおとして伝えてみてくださいね。そうすると、「あれ、なんか違う」と思うかもしれません。

 

なぜいけないのか、繰り返し伝えてあげてください。できるようになることが増えてうれしさも多くなるのですが、そのぶん心配ごとも増えますね。イライラしてしまうこともあると思いますが、そんなときには深呼吸をしてみてくださいね!

 


※参照元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0
 


根気よく伝える? 強く叱る? 赤ちゃんとの接し方

宮川助産師も言っているように、月齢を重ねていくとできることが増えてうれしい反面、ケガや病気などの心配ごとも増えていきます。特に質問者さんのお子さんのようにつかまり立ちができるようになったり、よちよち歩きをするようになったらもう大変。家の隅々まで気を配らなければなりません。

 

ときには加減が分からず、赤ちゃんはおイタをしてしまうでしょう。そんなとき、どんなふうに接しますか? 強い口調で叱る? それともこんこんと低いテンションで言い含める? はたまた、注意せずにスルーする?? 教育方針は人それぞれですが、生まれてたった1年足らず、いわばこの世界の新人さんである赤ちゃんの心は、まだ裸の状態です。そのぶん、伝え方には十分気をつけなければなりません。あらためて、お母さんは大変ですね。

 

では、具体的にどんなふうに対応したらいいのでしょうか? 過去にベビーカレンダーに掲載された専門家による解説をいくつか見ていきましょう。

 

ダメなしかり方といいしかり方

「怒る」は感情をぶつけること、「しかる」は相手のことを思ってかける教育のための言葉です。この違いをしっかり理解しましょう。「怒る」では赤ちゃんにはきちんと伝わりません。感情的にならずに、危険な行為を止めさせたりルールを教えたりすることがしかること。しかる人は冷静である必要があります。イライラした気持ちのまま「ダメじゃないの!」「やめなさい!」と怒鳴るのはNG。また、「ダメ!」と言って赤ちゃんが泣き出したときには、いったん落ち着くまで抱っこなどをして安心させてあげましょう。昔から子育てのコツとして「かわいくば、五つ教えて三つほめ、二つ叱ってよき人にせよ」という言葉があるように、叱ってばかりでは子どもは育ちません。ほめ上手、しかり上手な親は、子どもの力をぐんと伸ばします。 (監修/小枝達也先生)


※参照元:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんのしつけ【ほめ方・しかり方編】」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/84

 

表情や仕草、そして声のトーンもポイント

ほめるときには明るくにこやかに、そして両手で○マークをつくりながら伝えること。一方、いたずらや危ないことをしたときには神妙な表情で声のトーンも低めにし、両手で×マークをつくりながら伝えるといいでしょう。ほめたりしかったりするときには、離れた場所からではなく、お子さんの近くに行くことがポイント。ときには抱き上げたり、ハイタッチをしたりしながらほめ、しかるときには抱きしめ、手をそっと握りながら、お子さんの気持ちも受け止めつつ伝えるといいですね。(日本コミュニケーション育児協会 珠里友子さん)


※参照元:ニュース(ママネタ)「どうしたらいい?赤ちゃんの上手なほめ方としかり方」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/1373

 

「7カ月の娘が爪を立ててくる」というお悩みに対する答え

爪を立ててつかんだら、手をすぐに押さえて「ダメ」と言いましょう。その後、すぐに「高い高い」をしたり、くすぐったり、抱いてぐるっと回して、気をそらしてあげてもいいと思います。ハイハイができるようになれば、爪を立てることもなくなるでしょう。7カ月では、まだお母さんの叱っていることがよく理解できないものです。ただし、こわい表情、緊張した顔、強い言葉は伝わり、こわい表情で強く言われるとびっくりして泣き出します。真剣にこわい顔で目を見つめて、短い言葉で「ダメ」と言うようにしましょう。泣いても罪悪感を感じる必要はありません。手を押さえられ、真剣な表情で「ダメ」と言われることで、初めてそれをやってはいけないと理解できるのです。(監修/植松 紀子先生)


※参照元: Q&A (生後7~8か月(ベビー))「7ヶ月の娘が爪を立ててつかんできます」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/qanda/babymonth8/2477



赤ちゃんに対する叱り方について専門家のアドバイスをご紹介しました。なるべく感情的にならないように、しっかりと「ダメ」なことを伝えてあげるのがポイントのようですね。また、叱ってばかりではなく同じくらい、もしくはそれ以上にほめてあげてくださいね。親の愛情をいっぱい受け取って、元気で素直なお子さんに成長していってほしいですね。
 

ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!


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