彼にホールドされ!?
初めてのお泊りだったので、私はなかなか生理であることを彼に言えず、夜になってから打ち明けることに。すると、彼はやさしく「横でおなかをさするね」と言ってくれ、2人でベッドに入りました。
しかし、尿意と共に何やら太ももに重みを感じ、夜中に目が覚めます。布団の中を見ると、彼の脚が私の脚の上に乗っかり、まるでプロレス技のようにがっちりとホールドされていたのです。
起きる気配のない彼
私はぐっすり寝ている彼に、「トイレに行きたいから脚をどかしてもらえる?」と小声で言いましたが、まったく起きる気配はなし。
仕方なく、私は自分の体を横にひねりながら彼のまとわりついた脚から脱出を試みましたが、なかなか抜け出すことができません。最終的に、彼が脚を少し動かした隙を見て、ベッドから起き上がったのでした。
翌朝、彼にこのことを話すとまったく覚えていないようで、「そんなことあった?」とキョトンとした表情になっていました。
今では笑い話に
この日以降、彼には包み隠さず生理になったことを伝え、お泊りと生理がかぶってしまったときは別々に寝ることにしています。今ではプロレスごっこも笑い話になっていますが、当時の私は本当に必死だった出来事でした。
著者:伊藤理恵子/20代女性・主婦
作画:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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