ある雪の日の朝…
雪国生まれの私は、結婚して都内に夫と住むことになりました。すぐ近くに義母が1人暮らしをしていて、最初は私たちの家に遊びに来て一緒におしゃべりしたりごはんを食べたりしていました。
珍しく都内に大雪が降ったある朝、自宅の周囲だけでも雪かきをしなければと、道具を持って外に出た私。予想よりもかなりの雪で、ある程度片付けるのに1時間以上かかってしまいました。
そこへ義母がやって来たので、ちょうど休憩を取りたかったのもあり、家に入って義母にお茶を出しました。そのとき、「都会の人間は雪かきなんかしないわよ、みっともない」と言われたのです。周囲の家の方たちも一緒に雪かきをしていたのに、どうしてそんなことを言うのだろうと、私はびっくりしてしまいました。「田舎育ちだから雪かきは得意なんでしょうけどね」と言われ、苦笑いしましたが、その日から義母に対してモヤモヤした気持ちを抱くようになりました。
フリマで売るのはホームレス?
ある日、家の中を片付けていたとき、いらなくなったけどまだ使えそうな物があり、知り合いに「フリーマーケットに参加したいから一緒にやりましょう」と誘われたので、フリマで売ろうと準備をしました。
すると、義母に「これはどうするの?」と聞かれたのでフリマで売ることを説明すると、「これを売っていくらになるの? 10円? 100円? それだけのために荷物を運ぶなんて、バカみたい。ホームレスみたいね。田舎では普通なの?」と言われてしまいました。
捨てるよりは使いたい人に安く譲ったほうがいいと思っただけなのに……と、心の中の不満が募り、もう義母と話をするのは嫌だ、という気持ちになりました。
義母の価値観に付いていけず
義母の言葉に、「自分の価値観が変なのだろうか?」と悩みましたが、夫や近所の方にさりげなく聞いてみて、どうやら義母が独特の考え方をしているようだとわかりました。
夫に義母のことを相談すると、「自分の考えが一番だと思って押しつけたりバカにしたりするから、周りに誰もいなくなるんだ。あまり相手にしなくていいよ」と言われ、義母と距離を置こうと決めました。
まとめ
夫のことは大切に思っていますが、義母と話すとストレスがたまる一方なので、今は外出を増やしたり、義母と会う機会を減らしたりしています。義母から「最近おしゃべりできなくて寂しい」と言われたときは、夫がたまに電話をしてくれています。これ以上義母を嫌いにならないように、時々食事をして楽しい話だけをするのが、私にとってのほどよい接し方だと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:中山さち/30代女性・主婦
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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