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「何歳になっても親にとっては子どもなんだな…」義実家での夫と義母の姿を見て実感

夫は43歳でれっきとした大人ですが、義実家に帰省した際の夫の様子を見ると「いくつになっても親にとっては永遠に子どもなんだな」と思うことがあります。ほっこりする出来事の場合もありますし、時には妻の私が引いてしまうことも。結婚して何年も経ち、子どもたちが大きくなった今でも、義母の目には彼が高校生のころと変わらないように映るのかもしれません。直近で帰省したときも、そんな一幕がありました。

夫の実家へ

夫の実家へは車で6時間ほど。私たち家族は年に2、3回ほど帰省し、義両親が私たちが住む場所へ遊びにくることもあります。私たちが帰省する際は、数日泊まることがほとんどなので、着替えや荷物を大量に持っていきます。

 

ある帰省のタイミングのことです。この日、私と夫と子どもたちは義実家近くの温泉に行き、寝巻きに着替えてから義実家へ帰ってきました。すると、家につくやいなや、義母は夫に対して「パジャマがあるからこっちを着なさい」と言い、クローゼットから上下揃ったパジャマを出し、夫に手渡したのです。

 

義母が夫に差し出したパジャマ

そのパジャマはベロアのような生地で、黒いラインが入っていてアルファベットで何か書かれていました。「このパジャマ、いつ着ていたものですか?」と聞くと、義母は「高校生のときに着ていたの。ずっと大事に取っておいたのよ」と言います。

 

夫はすでに寝巻きを着ていましたし、わざわざ着替える必要はないのにな……と複雑な気持ちになりながら、夫と義母の様子を見守っていると、夫は「わかった」と言ってパジャマを受け取り、着替え始めました。

 

家にいるときはう普段、上下バラバラの寝巻きでいる私たち。そのため、上下揃ったパジャマを着た夫に不思議な違和感を抱いて……。また、40歳を過ぎた夫が義母が選んだ服を着せられている感もあり、おもしろくも思えました。子どもたちもいつもと異なる夫の姿に「変なのー!!」と笑っていたのでした。

 

 

それからというもの、夫は帰省のたびにこの上下揃ったパジャマを着ています。違和感はありますが、パジャマを用意する義母とそれを着る夫にツッコむのは野暮であると口をつぐんでいます。夫の実家に帰省すると、夫がどれだけ歳を重ねておじさんになろうとも、「親にとって子どもは子どもである」ということを実感します。

 

著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

 

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