義実家で初めての夜ごはん
子どもが生まれ、初めて義実家に夜ごはんを食べに行ったときのことです。義母がせっせとごはんの用意をするなか、義父はソファに座ってテレビを見ており、まったく動きません。
さらに、義母が唐揚げをテーブルの上に持っていくと、義父はテレビを見ながら何も言わずにひとりで食べ始めてしまったのです。そして、みんなより早く食べ終わると「ごちそうさま〜」と言ってさっさと2階へ。私の実家では父親も料理をしますし、みんなそろって「いただきます」「ごちそうさま」をしていたので、とても驚いてしまいました。
ビクビクしながら義母に…
唖然とした私は、不快に思われたらどうしようとビクビクしながらも義母に「何も言わずに先に食べられるのは嫌じゃありませんか?」と質問。すると義母は、「長年の慣れで何も思わなくなっていた」とのこと。ただ、「孫もできたし、みんなでいただきますをするようにするね」「食事中はテレビも消すね」と笑顔で言ってくれました。
その日以降、義母は義父にみんなで一緒に「いただきます」をするように注意し、義父は次第にごはんの準備も手伝ってくれるように。今では家族みんなで楽しく食事をすることができています。
最初は驚愕してしまった義実家のごはん風景ですが、今は義実家で食事をするのが楽しみになるほど、みんなでごはんを楽しむことができています。ビクビクしながらも勇気を出して義母に聞いてみて本当によかったです。
著者:松谷えりな/30代女性・4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
作画:ちえ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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