話し出したら周りが見えなくなる義母
おしゃべり好きな義母。しばらくひとり暮らしの期間があり、話し相手に飢えていたのか、しゃべり出したら止まりません。見たもの、聞いたものはすべてしゃべらなければ気が済まないとばかりにしゃべり続けます。
特に子どもの食事のお世話をしているときや、帰宅直後に玄関で話し始められるのがつらい! 子どものお世話や片づけが進まないのも困りますが、私の状況を一切考えずにしゃべり続ける義母の態度は、私を蔑ろにしているように感じさせました。
話を遮ってみたら……
私の心を安定させるため、今後も義母と良好な関係を築くために我慢するのをやめよう! と決めました。もちろん、時間や気持ちに余裕があるときは、義母のおしゃべりの相手になります。
けれどそうではないときは、「子どもの食事のお世話をしているからあとでもいい?」などと理由を添えながら話を遮ることにしたのです。もちろん、あとで義母のおしゃべりに付き合う時間をつくり、「さっきはごめんね、それでどうなったの?」と声をかけるようにしました。
今のところは順調!
しゃべるタイミングが悪かったと気づき、はじめは気まずそうにしていた義母。けれど次第に「話したいことがあるのだけれど、あとで話をするね」と義母から言ってくれることも出てきました。
そうなると義母が私を尊重してくれているように感じられ、悲しくなったりイライラしたりすることが激減。私も言葉の選び方を気をつけるようにしたら、義母に対して気を配れるようになり、やさしく接することができるようになっていきました。
義母は年長者であり、しかも私は新参者。職場のように私が遠慮をして義母を立てれば良いと考えていました。けれど子育てをしながらとなると、うまくいきません。この件以来、「私もこの家族の一員なのだ。家庭運営を積極的にしよう」と腹が据わりました。
著者:小原水月/女性・主婦。1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています