朝早く、ワフウフさんに電話をかけてきたあーちゃん。用件は「保険証の手続きで実印が必要だから、持ってきてほしい」ということでしたが、話をよく聞いてみても、手続きの内容も期限もわからない様子。ワフウフさんが、目的がわからない以上渡すわけにはいかないと言うと、突然の逆ギレ……。しかし、そのまま話を続けるうちに、なぜかバーベキューの話になり、最終的には「バーベキューセットを区役所に持って行かないと」とあーちゃんが言いだし、まったく理解できない内容に……。
もう電話では話にならない……
※訂正:(誤)区役所が→(正)区役所に
感情的にならず、冷静に質問を繰り返して行くうちに、まったく理解できなかった話の内容が少しずつ見えてきました。
バーベキューセットを捨てたいということ……!?
粗大ゴミの捨て方を忘れてしまっていると思い、教えると……。
電話は自分でしていた様子。早くそれを思い出してくれれば、もっと話は早かったのに……!
話がだいぶ見えてきたところで、粗大ゴミを出すのに、実印はぜっっったいに必要ないと念押し。
粗大ゴミの出し方の次は、収集日がわからないようだったので、それは自治体に確認するように伝えて話を終えた……と思っていたのですが!
数日後、あーちゃんから着信と留守電が。聞いてみると……。
よく聞こえないけれど「実印」の単語だけは聞こえてきます。
話は終わったはずでは……?
そして、翌日またあーちゃんから着信と留守電が。
留守電を聞くと、今度は国民年金の手続きで実印が必要だと言っています……。
ちょうど翌日は通院の日。もう電話では埒が明かないと思い、付き添いの姉・なーにゃんに経緯を説明して、直接話してもらうことにしました。
「バーベキューセットを区役所に持って行かなくてはいけない」と訴えるあーちゃんに、いろいろと質問をしていくと、なんとなく話が見えてきました。どうやら粗大ゴミを出そうとしたけれど、出し方と収集日がわからないということのようです。しかし、なぜこの話に実印が登場するのかはいまだに謎……。できることと、できないことの境界線がとても曖昧で、私たち姉妹もどこまでフォローすべきか迷ってしまいます。
あーちゃんの実印騒動は、揉めに揉めた挙句「バーベキューセットは粗大ゴミとして出す。実印は不要」ということで決着。……したと思ったのですが、数日後、入浴中にあーちゃんから着信が。留守電が残されていたので聞いてみると、ヒソヒソ声で何を言っているのかハッキリわからないけれど「実印」という言葉が聞こえてきました。また……!? そう思っていると、翌日になって再度あーちゃんからの着信。またもや入浴中で出られず、残された留守電を聞いてみると「国民年金の手続きで実印が必要」とのこと……。
電話をすべきか悩みましたが、ちょうど翌日は通院の日。姉が付き添ってくれることになっていたので、姉に相談して実印が必要な理由をあーちゃんに直接確認してもらうことにしました。電話では解決しそうにないので、ここはもう姉に託すのが早そうです……。
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話していることがどこまで真実なのか、どこをフォローすべきなのか、その日の調子にも左右されるので見極めるのは難しそうですが、これが毎日のように続くと、ワフウフさん姉妹の日常生活にも影響が出てきそうで気がかりですね。
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